【 2016/05/30 】
【 2016/05/27 】
【 2016/05/26 】
【 2016/05/25 】
【 2016/05/24 】

キヤノン、電波通信対応のクリップオンストロボ「600EX-RT」

〜多灯ストロボ用制御ユニットなども

 キヤノンは、クリップオンストロボの最上位機種「600EX-RT」とスピードライトトランスミッター「ST-E3-RT」などを3月下旬に発売する。

600EX-RT

 2007年に発売した「580EX II」の後継モデル。価格は6万8,250円。

 新たに電波通信による多灯ライティングが可能になった。型番の“RT”は電波通信に対応していることを示す。従来の赤外線方式に比べて、障害物の影響を受けにくく安定したシンクロが可能だとする。ストロボに設けたレリーズボタンで、離れた場所にある600EX-RTを装着したカメラのシャッターを切ることなどもできる。通信可能範囲は全周最大約30m。

 ガイドナンバーは60(ISO100・m)で、同社製クリップオンストロボでは過去最高。580EX IIは同58だった。対応カメラは、EOS-1D X、EOS-1Ds Mark III、EOS-1D Mark IV、EOS-1D Mark III、EOS 5D Mark II、EOS 5D Mark III、EOS 7D、EOS 50D、EOS 40D、EOS Kiss X5、EOS Kiss X4、EOS Kiss X3、EOS Kiss X2、EOS Kiss X50、EOS Kiss F。

 前モデルは非対応だったカラーフィルターの装着にも対応する。オレンジフィルターの濃淡各1枚が付属する。また、他社製カラーフィルターも使用可能だという。

発光部の可動範囲

 ズーム連動範囲は20〜200mm。リモートレリーズ機能も装備する。背面液晶パネルはセグメント式からドットマトリクス式に改良した。操作ボタンにもバックライトを装備している。EOS-1Dシリーズと同等の防塵防滴性能を備える。接点の通信不良を低減する新接点構造も採用し、ゴミの挟み込みを抑えるという。また発光耐久性も高めたとしている。

 電源は単3電池×4本。アルカリ乾電池での発光回数は100〜700回。サイズは79.7×142.9×125.4mm、本体のみの重量は約425g。

EOS 5D Mark IIIへの装着例

ST-E3-RT

 多灯ストロボ制御ユニット。価格は2万9,400円。

 電波を使った双方向通信でストロボを制御する装置。取材や簡易スタジオなどでの多灯撮影が容易になるという。

 電波通信を使用したことで明るい屋外でも離れて通信ができるほか、障害物の影響を受けにくいという特徴がある。E-TTLやマニュアル発光などの設定が可能。本体にレリーズボタンがあり、離れた場所にあるST-E3-RTを装着したカメラのシャッターを切ることなどが可能。

 すべてのストロボの充電完了をまとめて表示できる。EOS-1Dシリーズと同様の防塵防滴性能を備える。なお、赤外線制御には非対応。

 電源は単3電池×2本。

EOS 5D Mark IIIへの装着例

レリーズケーブル「SR-N3」

 600EX-RTおよびST-E3-RTに対応していないEOS(2011年までに発売された機種)で、これらを使用するための接続ケーブル。発売は3月下旬。価格は4,725円。

 600EX-RTおよびST-E3-RTとカメラ本体のN3端子(リモコン端子)を繋ぐ。

アクセサリーブラケットAB-E1

 GP-2Eやワイヤレストランスミッター「WFT-E7B」が装着できるブラケット。発売は4月下旬。価格は8,400円。外部ストロボとGP-2EおよびWFT-E7Bを併用する際などに使用する。重量は約170g。

使用例




(本誌:武石修)

2012/3/2 15:09