キヤノン、「EOS-1D X」の発売時期を4月下旬に延期


 キヤノンは27日、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X」の発売時期を延期すると発表した。3月下旬の発売予定を4月下旬に変更する。

EOS-1D X

 あわせて、EOS-1D X用のアクセサリーについても、それぞれ4月下旬への発売延期が発表された。

EOS-1D Xおよびアクセサリーの発売時期
商品名変更前変更後
デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X」3月下旬4月下旬
GPSレシーバー「GP-E1」4月
ワイヤレストランスミッター「WFT-E6B」3月下旬
バッテリーチャージャー「LC-E4N」
バッテリーパック「LP-E4N」
ワイドストラップ「L7」
フォーカシングスクリーン 「Ec-CV」

 キヤノンマーケティングジャパンはEOS-1D X本体の発売延期の理由について、「開発の遅延」としている。アクセサリーの延期は本体の発売延期にあわせたため。

 EOS-1D Xは、有効1,810万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載するプロ向けのデジタル一眼レフカメラ。常用感度はISO100〜51200、拡張設定時はISO50〜204800。画像処理エンジンとして、DIGIC 5+を2基搭載する。連写性能は、通常時約12コマ/秒。超高速連写撮影モード時約14コマ/秒。価格はオープン。店頭予想価格は65万円前後の見込み。




(本誌:折本幸治)

2012/2/27 12:15