アイファイジャパン、ダイレクトモード対応iOS/Androidアプリの公開時期を発表


 アイファイジャパンは19日、「Eye-Fi X2カード」のダイレクトモードに対応する日本語版アプリの公開時期を明らかにした。iOS版を4月末に、Android版を5月中旬にそれぞれリリースする。

Eye-Fi Centerでダイレクトモードを有効にしたところ。待機時間を設定できる。

 なお、ダイレクトモードの設定などに対応したバージョンのパソコンソフト「Eye-Fi Center」については17日に日本語版を公開済み。バージョン番号は3.3.0。

 ダイレクトモードは、Eye-Fi X2カードを装着したデジタルカメラからモバイル端末に直接画像を転送できる機能。Eye-FiがSSIDを生成し、アクセスポイント化する。

 ダイレクトモードが有効なEye-Fiカードは周囲に接続できるネットワークが無い場合のみ、カメラの電源を入れてから設定された時間だけダイレクトモード(SSIDが見える状態)になる。画像の転送終了後は設定された時間だけダイレクトモードになり、新規に撮影しない場合ダイレクトモードが終了する。さらに、カメラを再起動すると再びダイレクトモードになる。

 なお海外では、ダイレクトモードにあらかじめ対応した「Eye-Fi Mobile X2」(8GB、79.99ドル)が17日に発売済みで、ダイレクトモードによるサービスを開始している。Eye-Fi Mobile X2の国内発売は5月になるという。




(本誌:武石修)

2011/4/19 18:58