オリンパス、望遠端600mm相当の「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」


 オリンパスは、マイクロフォーサーズ用交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」を12月に発売する。価格は11万2,350円。カラーはブラックとシルバー。

ブラックシルバー

 35mm判換算150-600mm相当の超望遠ズームレンズ。フォーサーズ用の「ZUIKO DIGITAL 70-300mm F4-5.6」との比較で、体積比、質量比ともに70%以下としている。

E-PL1に装着

 スーパーED(特殊低分散)レンズ1枚とEDレンズ2枚の採用で色収差を抑え、HR(高屈折率)レンズ3枚の採用によりレンズ本体の小型化と諸収差の除去を図った。「MSC」(Movie & Still Compatible)機構を搭載し、動画撮影にも向くとしている。インナーフォーカス方式で小型軽量な1枚のレンズを駆動することにより、高速で静かなAF駆動を行なう。

 レンズ構成は13群18枚。最短撮影距離は0.9m(75mm時)、1.5m(75mm以外)。絞り羽根は7枚の円形。フィルター径は58mm。サイズは70×116mm。重量は430g。

 別売のレンズフード「LH-61E」(4,200円)、レンズケース「LSC-0918」(2,625円)に対応する。

LH-61ELSC-918
レンズ構成図


(本誌:鈴木誠)

2010/9/14 15:05