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オリンパス、超望遠ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm」をリニューアル

 オリンパスは、マイクロフォーサーズレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」を3月上旬に発売する。価格は6万6,150円。

 2010年12月に発売した「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」をリニューアルしたモデル。35mm判換算の焦点距離150-600mm相当の超望遠ズームレンズとなる。

 新たに、ZERO(Zuiko Extra-low Reflection Optical)コーティングを施し、ゴーストやフレアの低減を図った。コーティング幕に強度があり、キズや劣化が生じにくいという。

 外観も一新し「OLYMPUS OM-D E-M5」などにマッチするデザインとした。動画撮影時の静音性や高速AFを実現するMSC機構にも引き続き対応している。なお、旧レンズにあったシルバーカラーは今回発表されていない。

 価格は旧レンズの11万2,350円から大幅に引き下げた。新レンズは、旧レンズの実勢価格を下回るとみられる。

OLYMPUS OM-D E-M5に装着したところ

 レンズ構成は13群18枚(スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ2枚、HRレンズ3枚)。最短撮影距離は0.9m(焦点距離75mm)、1.5m(焦点距離75mm以外)。最大撮影倍率は0.18倍。絞りは7枚の円形絞り。フィルター径は58mm。いずれの数値も従来モデルから変化はない。

 最大径×全長は69×116.5mm、重量は423g。

 フードは別売で、既存の「LH-61E」(4,200円)が利用できる。

(本誌:武石修)