会期:2010年2月21日~2月23日
会場:アナハイムコンベンションセンター |
富士フイルムブース |
富士フイルムのブースでは、国内未発表となる光学30倍レンズや裏面照射型CMOSセンサーを搭載した「FinePix HS10」などコンパクトデジタルカメラを多く展示した。
FinePix HS10は、光学30倍(35mm判換算で24~720mm相当)マニュアルズームレンズなどを搭載した製品。有効1,030万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーを搭載している。価格は499.95ドル。4月に米国で発売予定。
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FinePix HS10 | 背面 |
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上部 | 液晶モニターは、上下にチルトする3型(約23万ドット)を採用 |
FinePix F80EXRは、有効1,200万画素の1/2型スーパーCCDハニカムEXRと光学10倍ズームレンズ(35mm判換算で27~270mm)を薄型ボディに搭載。価格は299.95ドル。米国での発売は未定。
国内現行モデルのFinePix F70EXRに対し、撮像素子の画素数が有効1,000万から有効1,200万画素になったのに加え、新たに1,280×720ピクセルのHD動画記録に対応した。
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FinePix F80EXR | 背面 |
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左側面 | 右側面 |
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上部 | 艶やかなブラックボディによってか、重量感を覚えるが、持ってみると意外と軽い感じだ。重量は本体のみで約183g |
また、海外市場用のコンパクトデジタルカメラとして、日本国内で発売済みの「FinePix S2500HD」とほぼ同等の性能を有しながらも、オートトラッキングなどの機能を削った「FinePix S2550HD」、HDMI端子などを省略した「FinePix S1800」などが並ぶ。米国での価格は順に249.95ドル、229.95ドル。米国での発売時期は、FinePix S2550HDが3月、FinePix S1800が2月。
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FinePix S2550HDは、有効1,220万画素の1/2.3型CCDや光学16倍(35mm判換算で28~504mm)のズームレンズを搭載する | FinePix S1800は、有効1,220万画素の1/2.3型CCDや光学16倍(35mm判換算で28~504mm)のズームレンズを搭載する |
日本でもラインナップしている「FinePix Jシリーズ」だが、PMA 2010の会場には、国内未発表のモデルが4機種並ぶ。有効1,220万画素の1/2.3型CCD搭載モデル「FinePix JV100」(129.95ドル)、有効1,400万画素の1/2.3型CCDを搭載した「FinePix JX250」(159.95ドル)、広角28mmからの光学10倍ズームレンズを採用し、有効1,210万画素の1/2.3型CCDを搭載した「FinePix JZ300」(199.95ドル)、JZ300の上位モデルとして有効画素数が1,410万画素になった「FinePix JZ500」(249.95ドル)を展示していた。
米国での発売時期は、FinePix JV100およびFinePix JZ300が2月、FinePix JZ500が3月、FinePix JX25が4月。
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FinePix JV100は、「目つぶり検出(Blink Detection)」機能や電子式手ブレ補正機構を搭載した光学3倍ズームモデル | FinePix JX250は、「目つぶり検出」機能のほか、28~140mm相当の光学5倍ズームレンズを搭載したモデル |
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FinePix JZ300は、最高ISO3200の高感度とCCDシフト式の手ブレ補正機構を搭載した光学10倍ズームモデル | FinePix JZ500は、6つのシーンを自動認識する「6 Scene SR AUTO」機能やCCDシフト式の手ブレ補正機構を搭載。28~280mm相当の焦点距離をカバーする光学10倍ズームレンズを搭載している |
日本国内とは別のエントリーモデルとしてラインナップした「FinePix AV100」。単3形電池2本で駆動し、電子式手ブレ補正機能などを搭載している。価格は99.95ドル。米国では3月に発売する。
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FinePix AV100は、35mm判換算で32~96mmの光学3倍ズームレンズを搭載。撮像素子には、有効1,220万画素の1/2.3型CCDを採用している |
このほかにも、タフネス性能を備える「FinePix XP10」薄型スタイリッシュの「FinePix Z700EXR」、フルメタル加工によりキズがつきにくく頑丈な「FinePix Z70」や、乾電池駆動対応で光学5倍ズームレンズを搭載した「FinePix AX200」といった国内発表済みの製品を展示していた。
数多くのコンパクトデジタルカメラのなかでも目立っていたのが「FinePix XP10」。
FinePix XP10は、水深3mまでの防水、高さ1mからの落下に耐える耐衝撃構造、-10℃までの耐寒性能、そして防塵という4つのタフネス要素をコンパクトなボディで実現した製品。国内ではシルバー、ピンク、ブルーという3色で展開するが、海外ではピンク、ブルーの代わりにグリーン、ブラックモデルをラインナップする。撮像素子は有効1,220万画素の1/2.3型CCDを採用。価格は199.95ドル。
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FinePix XP10 | 背面 |
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上部 | 防塵性能を表現したディスプレイ。砂の中にFinePix XP10が埋まっている |
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雪にまみれているイメージは耐寒性能を表現 | おそらくこれは、亀裂が入るくらいの落下でも問題ないといったディスプレイだろう。もちろん、耐衝撃構造のアピールだ |
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防水をアピールするディスプレイ。カメラは水の中で固定されている |
FinePix Z700EXRは、カメラのタテヨコを変えると、その向きに合わせて、液晶画面の表示が切り換わる「タテヨコオート」、画面を上下2つに分けて表示・操作できる「2画面サクサク再生」機能、カメラが犬や猫を自動判別し、顔にピントを合わせる「ペット自動検出」機能などを搭載。撮像素子には有効1,200万画素の1/2型スーパーCCDハニカムEXRを採用し、背面には3.5型ワイド・タッチパネル(約46万ドット)を備える。
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FinePix Z700EXR | 背面 |
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左側面 | 右側面 |
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上部 | 海外モデルはレッド、シルバー、ブラックの3カラーを用意している |
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「FinePix Z70」は、有効1,220万画素の1/2.3型CCD、光学5倍(35mm判換算で36~180mm)のズームレンズを搭載する | 「FinePix AX200」は、有効1,220万画素の1/2.3型CCDを搭載 |
3Dコンテンツのコーナーもあり、同社の「FinePix REAL 3D W1」で撮影した映像コンテンツを活かすディスプレイの展示が行われていた。実際に撮影した3D映像データを3D対応ディスプレイなどに表示し、3Dメガネを使って立体的に見るという試みだ。
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3Dコンテンツコーナー | 3D映像データが表示されたディスプレイ |
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3Dメガネ | 3D映像を手軽に撮影できる「FinePix REAL 3D W1」 |
FinePix用のアクセサリとして発表された「FinePix HD PLAYER」の展示も行ない、SDHC/SDメモリーカードに記録された映像コンテンツをFinePix HD PLAYERを使ってテレビに出力していた。
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メモリーカード内の映像を映し出している | FinePix HD PLAYER |