富士フイルム、自動アップロード連携機能やHD動画対応の「FinePix Z70」
富士フイルムは、HD動画記録や5倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z70」を20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万4,800円前後の見込み。本体カラーはラズベリーレッド、シルバー、ブルー、ブロンズ。
ラズベリーレッド | シルバー |
ブルー | ブロンズ |
2009年11月発売の「FinePix ZX37」後継機。ズームレンズを35~105mm相当の3倍ズームから、36~180mm相当の5倍ズームへ望遠側に伸長しているほか、横スライド式のレンズバリアを縦にスライドに変更した。
新機能として、同梱のPC用ソフト「MyFinePix Studio」と連携することで、静止画および動画をアップロードできる「ワンタッチアップロードボタン」を装備した。具体的な動作としては、静止画および動画の再生時にワンタッチアップロードボタンを押すことで、アップロードするファイルであることを示すExif情報をデータに付与する。PC接続時にMyFinePix StudioがExif情報を認識して自動的にアップロードするという仕組み。静止画はFacebook、動画はYoutubeにそれぞれアップロードできる。
1,280×720ピクセル、30fpsのHD動画に対応し、動画中の必要な部分を切り出せる簡易編集機能も有する。また、新たに動画記録用のシャッターボタンを装備。ボタンを押すことで、静止画撮影中でも煩雑な操作なく動画記録に移行できる。
このほか、従来機種にも搭載していた静止画編集機能「ブログモード」やシーン認識機能「SRオート」、顔キレイナビといった機能も備える。
背面 |
撮像素子は有効1,220万画素の1/2.3型CCD。感度はISO100~1600。レンズは焦点距離36~180mm相当、F4~4.8の5倍ズームレンズ。最短撮影距離は広角端で約60cm、望遠端で約1m。マクロモードでは約9cmの接写が可能。
液晶モニターは約23万ドットの2.7型。記録メディアはSDHC/SDメモリーカードのほか、約13MBの内蔵メモリーも備える。電源はリチウムイオン充電池「NP-45A」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約165枚。
本体サイズは91×20.1×57.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約128g(バッテリー、メモリーカード含まず)、約145g(バッテリー、メモリーカード含む)。
レンズバリアを閉じたところ |
2010/2/2 14:43