富士フイルム、HD動画に対応したタフネスモデル「FinePix XP10」


 富士フイルムは、HD動画記録対応のタフネスデジカメ「FinePix XP10」を3月13日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万7,800円前後の見込み。カラーバリエーションはシルバー、ブルー、ピンクを用意する。

ピンクシルバー
ブルー

 2009年3月発売の「FinePix Z33WP」も備えていた防塵・防滴性能に加え、1mの耐落下衝撃や-10度までの耐寒性能を有する後継機種。デザインに大きな変更はないが、新たに一体型の十字ボタンを装備している。FinePix Z33WPでは、縦2列に10個並んだボタンの中央部4個が十字ボタン相当の役割を果たしていた。

 720p(1,280×720ピクセル、30fps)のHD動画記録に対応。同時期発表の「FinePix Z70」と同様、動画記録用のシャッターボタンを備えたことで、水中でもすぐにHD動画の撮影が可能になっているほか、同梱のPC用ソフト「MyFinePix Studio」と連携して、静止画および動画をSNSなどへ自動的にアップロードできる機能も有する。

背面

 撮像素子は有効1,220万画素の1/2.3型CCD。感度はISO100~1600。レンズは焦点距離36~180mm相当、F4~4.8の5倍ズームレンズ。FinePix Z33WPでは35mm相当からの3倍ズームだった。最短撮影距離は広角端で約60cm、望遠端で約1m。マクロモードでは約9cmまで近づいて撮影できる。

 液晶モニターは約23万ドットの2.7型。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。約13MBの内蔵メモリーも利用できる。電源はリチウムイオン充電池「NP-45A」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約165枚。

 本体サイズは95.6×23.2×63.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約135g(バッテリー、メモリーカード含まず)、約152g(バッテリー、メモリーカード含む)。



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2010/2/2 14:40