オリンパス、デジカメ同梱の新ソフト「[ib]」をアップデート

〜RAW現像機能などを追加

 オリンパスは8日、デジタルカメラ付属の画像管理ソフト「[ib]」のアップデータを公開した。

[ib]の編集画面カメラに書き戻すことで、「フォトサーフィン」での閲覧が可能

 主な変更点は次の通り。

  • RAW現像機能を追加。
  • カメラ画像を書き出す機能を追加。
  • 画像取り込み時の「人物の登録」をあとからでも出来るようにした。

 [ib]は、2010年春製品よりオリンパスのデジタルカメラに付属するソフト。従来の「OLYMPUS Master 2」に代わるソフトで、同梱製品としては「μ-7040」が1月29日に発売済み。3月5日発売のマイクロフォーサーズ機「E-PL1」にも付属する。

 取り込んだ写真に人物名や撮影地などの情報を付与できるのが特徴。さらにカメラに書き戻すことで、カメラ内再生機能「フォトサーフィン」で活用できる。

 従来[ib]では、、顔認識のための画像認識を取り込み時に行なっていたが、アップデートすることで画像分析の中断が可能になる。またアップデートにより、「顔認識のために画像を分析する」という新ボタンを追加。取り込み後に、いつでも分析が可能になった。

イベントの編集撮影した場所を地図から設定できる
自動的に顔認識を行ない、同一人物でグループ分けする人物に名前を追加


(本誌:折本幸治)

2010/2/8 19:50