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手のひらサイズのミニドローンに後継機 トラッキング性能が向上した「DJI Neo 2」
2025年11月14日 13:52
DJIは11月13日(金)、同社最軽量のドローン「DJI Neo 2」を発売した。価格は機体単体が3万8,390円、各種コンボが5万1,700円から。
2024年9月に発売した「DJI Neo」の後継機。“手のひらサイズ”の小型軽量デザインとし、旅行やアウトドアスポーツといった、Vlog撮影用途を想定した趣味の撮影に寄ったシリーズだ。新モデルでは最大4K/60fps、4K/100fpsの動画記録が可能になったほか、内蔵ストレージも従来の22GBから49GBに向上している。
新たにジェスチャー操作に対応。ドローンに向かって手の平意をかざしたり動かしたりすることで制御できるという。また新機能として、カメラが自動でフレーミングやカメラワークを行う「SelfieShot」を搭載した。
従来モデルよりトラッキング性能を強化。最大トラッキング速度が8m/秒から12m/秒へと速くなった。前方・後方・左・右、斜め4方向の合計8方向でのトラッキングが可能としている。
また全方向障害物検知にも対応した。前向きLiDARおよび下方赤外線検知システムによりリアルタイムで障害物を検知するため、安全な飛行が可能という。
ホバリングおよびポジショニングの性能も向上しており、屋内や建物の近く、水上や雪上といった複雑な環境での安定性が増したとしている。
耐風性能はレベル5で、最長19分の飛行が可能。
49GBの内蔵ストレージには、4K/60fps動画を最大105分、4K/30fps動画を最大175分、1080p/60fps動画を最大241分まで保存できる。
WiFiによる転送速度は、25MB/秒から80MB/秒に向上した。
- イメージセンサー:1/2インチ
- 焦点距離(35mm判換算):16.5mm
- 絞り:F2.2
- 撮影範囲:0.7m~∞
- 離陸重量:151g(DJI Neo 2デジタルトランシーバー非搭載時)、160g(DJI Neo 2デジタルトランシーバー搭載時)
- 外形寸法:147×171×41mm(プロペラガード装着、DJI Neo 2デジタルトランシーバーなし)、167×171×54 mm(プロペラガード装着、DJI Neo 2デジタルトランシーバー装着時)
- 最大上昇速度:0.5m/秒(シネモード)、3m/秒(ノーマルモード)、5m/秒(スポーツモード)
- 最大下降速度:0.5m/秒(シネモード)、3m/秒(ノーマルモード)、3m/秒(スポーツモード)
- 最大水平速度(海抜付近、無風):8m/秒(ノーマルモード)、12m/秒(スポーツモード)、12m/秒(マニュアルモード)
- 運用限界高度(海抜):2,000m
- 最大飛行時間:約19分(プロペラガード装着時は約17分)
- 最大ホバリング時間:約18分(プロペラガード装着時は約16.5分)
- 最大航続距離:7km
- 最大風圧抵抗:10.7m/秒(スケール5)
- 動作環境温度:-10℃~40℃
- 全球測位衛星システム:GPS+Galileo+BeiDou
- 内部ストレージ:49GB














