富士フイルム「FinePix REAL 3D」がInternational 3D Fair Award 2009を受賞


 富士フイルムは28日、同社の3Dデジタル映像システム 「FUJIFILM FinePix REAL 3D System」が、「国際3D Fair 2009 in Tokyo」において「International 3D Fair Award 2009」を受賞したと発表した。

FinePix REAL 3D W1FinePix REAL 3D V1

 3Dビジネスの発展に貢献した企業および団体に贈られる賞。3D映像を撮影・鑑賞できるデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」、裸眼で3D映像を鑑賞できるデジタルフォトビューワー「FinePix REAL 3D V1」、3D画像をプリントする「FUJIFILM 3Dプリント」を総合システムとしたFUJIFILM FinePix REAL 3D Systemが受賞した。

 富士フイルムは2009年を「3D元年」と位置づけ、FUJIFILM FinePix REAL 3D Systemを8月に発売。新たな映像世界の創出に貢献したことを受賞の理由としている。

 FinePix REAL 3D W1は、3D写真および3D動画を撮影可能なコンパクトデジタルカメラ。背面には裸眼で立体映像を閲覧できる2.8型約23万ドットの液晶モニターを搭載している。実勢価格は5万9,800円。

 FinePix REAL 3D V1は、3D画像や3D動画の表示に対応する8型デジタルフォトビューワー。3D表示の方式は、遮光バリアによって左右の目に別の映像を映すパララックスバリア式を採用。一般的な2Dのデジタルフォトフレームとしても使用できる。実勢価格は4万9,800円前後。



(本誌:鈴木誠)

2009/10/28 16:52