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RICOH THETAシリーズの最新ファームウェアが公開

スマホ用アプリ・パソコン用ソフトも更新 新機種対応など

9月15日に発売された最新モデル「RICOH THETAV」

リコーは9月15日、360度カメラRICOH THETAシリーズのファームウェアや関連ソフトウェアの最新版を公開した。

カメラ本体のファームウェア

RICOH THETA V(Version 1.00.2)、RICOH THETA S(Version 01.90)、RICOH THETA m15(Version 01.70)の更新内容は、いずれも共通で「バグ修正」。

RICOH THETA SC(Version 01.20)の最新版には、バグ修正のほかに後述の機能追加が含まれている。

スマートフォン用アプリ「RICOH THETA S」(iOS/Android)

RICOH THETA SC接続時に「インターバル合成撮影」、「色温度指定撮影」、「マルチブラケット撮影」が可能になったほか、自分好みの撮影条件を「マイセッティング」としてカメラに登録できるようになった。カメラ本体に上記ファームウェアVersion 01.20を適用することで利用可能となる。

スマートフォン用編集アプリ「THETA+」および「THETA+ Video」

THETA+は、360度の静止画からアニメーションを書き出せるようになった。THETA+ VideoはRICOH THETA Vで撮影した4K動画の3D音声情報を保持したまま書き出し可能になった。それぞれ、ユーザーインタフェースの改善も実施されている。

パソコン用アプリケーション「RICOH THETA」

RICOH THETA Vに対応。4K動画の変換・再生(Windows 7では2Kにリサイズ)、360度空間音声の再生に対応した。

Mac用ファイル転送アプリ「RICOH THETA FileTransfer for Mac」

新規公開。RICOH THETA Vで記録した、4GBを超えるファイルをMacに転送できる。カメラをUSB接続したうえでアプリを起動し、コピーしたいファイルを選択する。

本誌:鈴木誠