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ロモグラフィー、フィルム交換できるレンズ付きフィルム

内蔵フラッシュにカラーフィルター装備

Lomography Color Negative ISO 400

株式会社ロモジャパンは、レンズ付きフィルム「Simple Use Film Camera(レンズ付フィルム)」を4月18日に発売した。希望小売価格は「Color Negative ISO 400」と「Lady Grey Black and White ISO 400」がそれぞれ税込1,680円、「LomoChrome Purple ISO 400」が税込2,380円。

装填フィルムが異なる3製品をラインナップするレンズ付きフィルム。用意されたのは、カラーネガフィルムを装填した「Lomography Color Negative ISO 400」、白黒フィルムを装填した「Lomography Lady Grey B&W ISO 400」、ロモクロームフィルムを装填した「LomoChrome Purple ISO 400」の3種類。

一般的にレンズ付きフィルムとは、ラボなどで回収することを前提として製造されたフィルムカメラ(通称:使い捨てカメラ)のこと。本製品では、フィルム交換を可能としており、任意に用意した35mmフィルムを装着して再利用できる。フラッシュの電池交換にも対応する。

ただし、同社ではフィルム交換を可能としながらも、フィルム交換を改造行為として捉えており、フィルムを交換することで製品保証(初期不良のみ購入日より2年間対応)の対象外となってしまう点は注意したい。

レンズ焦点距離は31mm。シャッター速度は1/120秒。絞りはF9。撮影範囲は1m~無限遠。

内蔵フラッシュは長押しでオンとなり、再チャージは約15秒必要。電源は単3形電池×1。

外形寸法は115×60×33mm。

「Color Negative ISO 400」と「LomoChrome Purple ISO 400」のパッケージには、3色(ピンク・ブルー・イエロー)のカラーフィルターを付属する。

Lomography Lady Grey B&W ISO 400
LomoChrome Purple ISO 400

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。