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サンディスク、書き込み最大260MB/秒のUHS-II SDXCカード
8Kを見据えた"ビデオスピードクラス"対応シリーズも新登場
2016年11月18日 11:43
ウエスタンデジタルコーポレーションは、サンディスクのSDカードラインナップをリニューアルし、11月18日から順次発売する。転送速度が向上したモデルや、2月のCP+2016で公開した「ビデオスピードクラス」規格に準拠したモデルを含む。
ビデオスピードクラスは、SDスピードクラス(Class10など)およびUHSスピードクラス(U3など)に並ぶ、SDカードのデータ転送速度を保証する規格。いずれも安定した動画記録のための指標で、ビデオスピードクラスは8Kや360度VRといった高解像度記録を見据えて設定された。
例えばビデオスピードクラス「V30」は、最低転送速度30MB/秒を保証。既存のUHSスピードクラスU3と同じ数値だが、サンディスクによると測定方法がそれぞれ異なるため下位互換はないという。
なお、GoPro対応を特徴とする「サンディスク エクストリーム microSDHC/microSDXC UHS-Iカード」がビデオスピードクラス対応の記録メディアとして発売済み。現段階では、ホストとなるカメラ側の対応製品がまだ登場していない。
エクストリーム プロ UHS-IIカード
UHSスピードクラス3に対応するSDXC/SDHCカード。同社製品で最高速度の、読み取り最高300MB/秒、書き込み最高260MB/秒を特徴とする。ビデオスピードクラスは設定されていない。
容量ラインナップと店頭予想価格は、64GBが税別1万9,000円、32GBが税別1万4,000円。発売は11月18日。
製品は無期限保証。データ復旧ソフトの1年間利用特典が付属する。
同シリーズに最適化された「サンディスク エクストリーム プロ SD UHS-II リーダー/ライター」(税別3,000円前後の見込み)も12月に発売する。
エクストリーム SDHC/SDXC UHS-Iカード
高速転送と大容量のシリーズ。ビデオスピードクラス30(最低保障速度30MB/秒)、UHSスピードクラス3、SDスピードクラス10が設定されている。読み取り最高90MB/秒、書き込み最高60MB/秒(16GB〜64GBまでは最高40MB/秒)。
容量ラインナップと店頭予想価格(税別)は、256GBが4万3,000円、128GBが2万5,000円、64GBが1万3,000円、32GBが8,000円、16GBが5,000円。発売は11月18日。
製品は無期限保証。データ復旧ソフトの1年間利用特典が付属する。