ニュース
カシオ、自撮り画像だけをスマホに自動転送するカメラ
自撮りモニター、フロントシャッターボタンも搭載
2016年10月27日 11:33
カシオ計算機株式会社は、コンパクトカメラ「EX-ZR70」を12月下旬に発売する。店頭予想価格は税込3万5,000円前後の見込み。カラーはイエロー、ピンク、ホワイト。
Bluetooth low energyに対応し、スマートフォンとの常時接続に対応するカメラ。従来の自動転送では全ての撮影画像を随時送っていたが、EX-ZR70では新たに「顔検出した画像のみを送る」、「顔検出していない画像だけを送る」が選べるようになった。
また、写真共有アプリ「Scene」との連携で、撮影画像を随時クラウドアルバムに自動共有したり、カメラの液晶モニターにQRコードを表示し、アプリをインストールしていない相手とも容易に画像共有できる点も特徴とする。
自撮り向けの機能として、カメラ前面方向に180度チルトする液晶モニターや、カメラ前面にシャッターボタンを搭載。カメラに向かって手を振ることで撮影できる「モーションシャッター」も搭載する。人物撮影向けに、肌のなめらかさや色を整えるメイクアップ機能も装備。
そのほか「全焦点マクロ」など、エクシリムの特徴的な撮影モードも継承している。
撮像素子は有効1,610万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。感度はISO80〜3200(連写合成の「HSナイトショット」で最高ISO25600)。最大1,920×1,080/30fpsの動画記録に対応する。レンズは35mm判換算25-250mm相当F3.5-6.5。レンズ前5cmまで寄れる。
対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。27.6MBの内蔵メモリーも備える。
バッテリーはNP-160。CIPA規格準拠の撮影可能枚数は約280枚(エコモード時は約340枚)。USB充電に対応する。
外形寸法は99.6×59.5×25mm、重量は約202g(バッテリー、メモリーカードを含む)。