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セコニック、ストロボ閃光時間が測定できる露出計

ストロボの無線コントロール機能も搭載

セコニックは、ストロボの閃光時間測定や単体露出計で世界初のストロボ光ハイスピードシンクロの露出測定を可能とした電波モード搭載の露出計「スピードマスター L-858D」を12月に発売する。希望小売価格は税別7万5,000円。

L-758シリーズの信頼性を引き継ぎ、操作性、機能性を大幅に向上。多様化するストロボ撮影に対応した最新の機能を盛り込み、入射光式、反射光式(スポット測光1度)を備えた同社のフラッグシップ露出計。

入射光で-5EV、反射光で-1EVまでの低照度・輝度の測定(ISO100)が可能になったほか、2.7インチのカラータッチスクリーン、ファンクションへの割り当て機能などを搭載する。

また、ストロボ光ハイスピードシンクロモードの露出測定を可能としており、別売の電波送信モジュールを接続することで、リモートでのストロボ光量調節や発光が可能となる「ストロボ光電波コントロール機能」を搭載(発売時は、エリンクロームのスカイポートシステム用モジュールのみ対応)。

1/25~1/20,000秒の範囲でストロボの閃光時間を測定し、測定範囲t0.1からt0.9までの間をt0.1ステップで変更できる「ストロボ光解析モード」も搭載する。

さらに、シネカメラモードやHDシネカメラモードを搭載。1~1,000f/sのシネコマ数や358度までのシャッター開角度設定、フィルター補正などにより、映画・動画撮影にも活用できるという。

外形寸法は、93.9×176.3×49.4mm。重量は、300g。電源は、単三形電池×2/USBバスパワー対応。

なお、L-858Dの発売に伴い、L-758シリーズは生産終了となる。