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セコニック、世界初のストロボ対応カラーメーター

4.3型カラータッチパネルを搭載

 セコニックは、世界初というストロボ光に対応したカラーメーター「スペクトロマスターC-700」を11月に発売する。価格は税別17万円。

 カラーメーターは光の分光特性を計測する装置。写真撮影ではホワイトバランスの設定や色変換フィルターの選択に使用する。

 シンクロコード接続または、コードレスモードでのストロボ光測定が可能。独自の蓄積型センサー(CMOSリニアイメージセンサー)とセンサー特性を最大限に生かす光学系を使うことで、ストロボ光の計測に対応した。ストロボ光の測定範囲は F2.8~F90.0(20lx・s~2万480lx・s)。

 また、従来のRGBフィルターセンサー方式では苦手だったLEDや蛍光灯なども計測できるようになった。

 色温度、色偏差、分光グラフ、演色評価数、フィルター補正値、ホワイトバランス補正値などが計測できる。CC補正フィルター番号なども表示可能。

 4.3型のカラータッチパネルや受光部の首振り機構で使い勝手を高めた。

 計測値は99個まで名前を付けて保存可能。付属ソフトでパソコンからデータを呼び出すこともできる。WindowsとMacに対応する。

(本誌:武石修)