トピック
High-FIVE「EOS R5 Mark II」で挑む感動の撮影体験
ELLEGARDENの高田メタルさんがポートレートでEOS R5 Mark IIを使う理由
- 提供:
- キヤノンマーケティングジャパン株式会社
2025年2月21日 07:00
5本の指を高く掲げて手を合わせる。キヤノンの「EOS R5 Mark II」は、結果を見て思わずハイタッチをしたくなるような、感動的な撮影体験ができるカメラに仕上がっている。EOS R5を超える存在として進化を遂げた次世代機の魅力を、ELLEGARDENのベーシストで、アイドルやポートレート撮影でも活躍する高田メタルさんに語ってもらった。(聞き手:デジタルカメラマガジン編集部)
1976年、千葉県生まれ。ロックバンドELLEGARDENのベーシストとして活動する傍ら、さまざまなアイドルグループのオフィシャルカメラマンも担当。近著に『IDOL AND READ 高田メタルSpecial!』(シンコーミュージック)。
※本企画は『デジタルカメラマガジン2025年3月号』より転載・加筆したものです。
キヤノンオンラインショップ参考価格(税込):65万4,500円(ボディ)、80万8,500円(RF24-105L IS USM レンズキット)
●SPECIFICATION
イメージセンサー:約4,500万画素(裏面照射積層型)
画像処理エンジン:DIGIC X & DIGIC Accelerator
常用感度:ISO 100~51200
最高シャッター速度:1/32,000秒(電子)、1/8,000秒(メカ)
最高連写速度:約30コマ/秒(電子)、約12コマ/秒(メカ)
手ブレ補正:周辺協調制御&5軸対応、中央8.5段、周辺7.5段
動画記録:8K/60p 他
ファインダー(倍率):0.5型・約576万ドット(約0.76倍)
外形寸法(W×H×D):約138.5×101.2×93.5mm
質量(バッテリー・カード含む):約746g
さらなる進化を遂げた被写体検出性能でポートレートにのめり込む
——EOS R5 Mark IIを導入された理由を教えてください。
EOSシリーズは肌の質感描写が他社よりも優れているという印象を持っています。自然な描写に仕上げてくれるので、人物撮影用として気に入っています。2020年にはEOS R5とEOS R6が立て続けに発売されましたが、どちらも手に入れたほどです。RAW現像の自由度などを考えると、より高画素機のEOS R5が自分のスタイルに合っていたので、後継機のEOS R5 Mark IIも導入しました。
——EOS R5 Mark IIを使ってみて、EOS R5からどう進化を感じましたか?
いちばん驚いたのは瞳検出の速さと精度です。EOS R5の瞳検出にも満足はしていたのですが、激しい動作を伴うアイドルのライブを撮影するとAFが追従しないことがありました。しかし、EOS R5 Mark IIはそれらが段違いであることが、ファインダーでAFフレームの挙動を見ただけでも伝わってきました。もちろん、実際の撮影結果もしっかりとピントが合っているので、信頼して撮影できました。
被写体検出は人物に設定して、瞳検出も自動に設定しておけば、AFフレーム内の人物の瞳にピントを素早く合わせられる。大口径レンズや望遠レンズのごく浅い被写界深度でも高い精度でピントを合わせてくれる。
——AF解析を中心に行う専用エンジンDIGIC Acceleratorが搭載されたことも大きいと思います。
AF速度が上がったことはもちろんですが、フォーカスエリアの選択肢が増えたことも助かっています。EOS R5で人物を検出する場合、画面全域を対象にしたAF設定にする必要がありましたが、EOS R5 Mark IIでは、好きなAFフレームと組み合わせて被写体検出機能が選べます。
例えば、アイドルグループのライブ撮影で推しの子を中心に撮影したいとき、AFフレームでエリアを指定すれば、複数人が写り込むシーンでも推しの子がいるエリアだけに被写体検出ができます。フレキシブルゾーンAFを大きめの長方形フレームにカスタマイズしてエリアを指定し、その中で被写体検出を使うという流れが基本スタイルです。最初に対象人物をつかめば、後は自動でトラッキングしてくれますからね。
——高速性という点では、連写性能もEOS R5から大幅に進化しています。
1対1でじっくりと撮るようなポートレート撮影では、EOS R5の約12コマ/秒でも十分だったのですが、大きく動いてもらうときやライブ撮影では約30コマ/秒まで使えるのはありがたいですね。特にライブ撮影などで推しの子が近くに来たときは見かけの速度も上がるので、連写性能がものをいいます。その点で、ピーク性能が約30コマ/秒であるのはとても頼りになります。
もちろん、常に最高速だとデータの管理が大変になるので、ボタンカスタマイズでAF-ONボタンを押すだけでドライブモードを呼び出せるようにして、必要に応じて連写速度をスムーズに変更できるようにしています。
EOS R5 Mark IIは電子シャッターによる最高約30コマ/秒の高速連続撮影が可能で、動きのあるシーンに役立つ。連写速度を抑える設定もできるので、用途に応じて使い分けよう。
——そのほかに撮影中に感じたEOS R5 Mark IIの魅力はありますか。
ファインダーの見やすさも大きな進化を感じた部分です。EOS R5からパネルの輝度が2倍に上がっているので、より抜けが良く自然な見え方になったと思います。昨今は撮影ポジションが限定されるスタジオ撮影やライブ撮影だけでなく、自然光を生かしつつ屋外でロケーションを自分で選んでいくスタイルのポートレート撮影に力を入れています。そういう光が強く降り注ぐような環境でファインダーの見えが良いのは、撮影のモチベーションにもつながります。
——高田さんがEOS R5 Mark IIを選ぶ理由を最後に教えてください。
RFマウントがスタートして6年以上が経った今、目移りするくらいにレンズのラインアップが充実しています。EOS R1やR3などさまざまな特徴を持つカメラがありますが、僕個人が求めるスペックとしては画質と速度のバランスが最良なんです。EOS R5 Mark IIこそフラッグシップだと呼びたいくらいです。