トピック
OM SYSTEM OM-3の充実機能で自分色に染める
「Coordinate」第1回 藤原嘉騎×自然風景
- 提供:
- OMデジタルソリューションズ株式会社
2025年2月19日 07:00
美しいデザインと最先端技術が融合した「OM SYSTEM OM-3」。最先端のコンピュテーショナル フォトグラフィ、色合いを自在に操れるカラープロファイルコントロールなど、充実の画作り機能を駆使しながら写真家・藤原嘉騎さんが自然風景と対峙し、その魅力に迫る。(編集部)
※本企画は『デジタルカメラマガジン2025年3月号』より転載・加筆したものです。
予想実勢価格(税込):26万4,000円前後(ボディ)、29万7,000円前後(12-45mmキット)
●SPECIFICATION
イメージセンサー:有効約2,037万画素、4/3型 裏面照射積層型 Live MOSセンサー
記録メディア:SD、SDHC、SDXC(UHS-I/II)
ファインダー:OLED、約236万ドット
背面モニター:3.0型、約162万ドット、タッチパネル
手ぶれ補正効果(※CIPA2024規格準拠):中央6.5段、周辺5.5段(ボディ単体)/中央7.5段、周辺6.5段(シンクロ手ぶれ補正時)
常用ISO感度:200~25600
シャッター速度:1/8,000~60秒(メカ)、1/32,000~60秒(電子)
連続シャッター速度:最高約120コマ/秒(AF/AE固定)、最高約50コマ/秒(AF/AE追従)
動画:C4K 60p、縦位置対応
外形寸法(W×H×D):約139.3×88.9×45.8mm
質量:約496g(付属充電池およびメモリーカード含む、アイカップなし)
OMシリーズの歴史と最新技術が融合した理想的なカメラの登場!
およそ50年前に発売されたフィルムカメラOLYMPUS OM-1を彷彿とさせるこのカメラは、街中でもファッションアイテムの1つとして使用できるほどの洗練されたデザインが特徴だ。柔らかで温かみのあるレトロデザインは、街の風景によくなじみ、日々の通勤や散歩といった日常使いにも便利。その洗練されたデザインは、カメラをアクセサリー感覚で楽しみたいユーザーにも高い支持を得るはずだ。
一方で、OM-1 Mark IIに初めて搭載されたライブGNDを搭載するなど、見た目からは想像もつかない最上級のスペックを誇り、性能面ではフラッグシップモデルOM-1 Mark IIに迫る。新たに追加されたCPボタンにより、ハイレゾショットやライブNDなどといったコンピュテーショナル フォトグラフィ機能を簡単に呼び出せるのもうれしい。
さらに、OLYMPUS PEN-Fなどに搭載されていたプロファイルコントロール機能も備わり、撮影時から自分好みの色みを追求し、よりクリエイティブな写真作りを楽しめる。
FRONT:フィルムのOM-1から継承した洗練されたデザイン
シンプルで無駄のないデザイン、ボディの中央に向かうにつれ、緩やかな曲線を描きながらボディの厚みが増していくフォルム。このOM-3には、フィルム一眼レフ「OLYMPUS OM-1」の伝統が息づいており、手にした瞬間、歴史そのものを手にしているような感覚を味わえる。
マウント周りの上下を絞り込み小型化に貢献
絞り込まれたマウント周りは、OM-1を彷彿させるとともに、小型化にも貢献している。コンパクトサイズを損なうことなく、所有する喜びも与えてくれる高い質感に仕上がっている。
REAR:直感的な設定が可能な背面ボタン類
小型・軽量サイズを実現しながらも優れた操作性を備えている。新たに搭載されたCP(コンピュテーショナル フォトグラフィ)ボタンは、右手親指で簡単に操作できる位置に配置されており、ハイレゾショットやライブND、ライブGNDなどの各機能を素早く呼び出せるようになった。
TOP:デザイン性と操作性に優れる天面ダイヤル
天面ダイヤルは、OM-1のデザインを継承しつつ、直感的で使いやすい操作性を実現している。OM-1を思わせるクラシカルな電源スイッチの形状や配置は懐かしさを感じさせる一方、新たな世代にも対応する機能的なボタンが追加され、「伝統と進化の融合」を象徴するデザインとなっている。
OM-3にマッチする小型単焦点もリニューアル!
OM-3に搭載された多彩な機能を使いこなす
OM SYSTEMの代名詞ともいえる強力な手ぶれ補正や防塵・防滴性能もしっかりと継承されていて、悪天候下や過酷な環境でも安心して撮影に集中できる。軽量で持ち運びやすく、長時間の撮影でも負担が少ない。どこにでも持って行けるのでシャッターチャンスも逃さない。初心者からプロフェッショナルまで幅広い層に満足感を与えてくれるだろう。OLYMPUSの歴史とOM SYSTEMの最先端技術が融合した、まさに究極のカメラの誕生だ。
STYLE 01.自在な色再現をかなえるカラープロファイルコントロール
カラープロファイルコントロールは、色表現を簡単にカスタマイズできる機能。4つのプリセットが用意され、さらに12色の彩度やハイライト&シャドウ等を細かく調整し、追求できる。今回は紅葉の鮮やかさを出すため、COLOR3を使用した。
STYLE 02.カメラ内でハーフND効果を実現するライブGND
物理的なフィルターを使用せずに、選択範囲の明るさを調整でき、明暗差の大きいシーンなどで活躍する。段数はGND2/4/8、フィルタータイプはSoft、Medium、Hardの3種から選択可能。右のシーンでは前景と空の明暗差が大きかったが、どちらの階調も損なわずに撮影できた。