8月号【桐野澪 + パナソニックLUMIX DMC-G2】4週目
~オフショット編

 RAW現像ソフトとして同梱されている「SILKYPIX Developer Studio 3.1 SE」は、筆者の好きな現像ソフトの1つだ。操作系はもちろんであるが、特に赤系の色の発色が渋い感じから明るい感じまでいい雰囲気を出してくれる。ちょうど今回、中央のカットがその代表例で、椅子の渋い赤、水着の赤っぽい明るい紫、そしてグラビアっぽい肌色……とうまくバランスしている。カメラと現像ソフトではメーカーが違うので、撮って出しのJPEGと同じ発色にはならないものの、もともとRAW現像する時は、JPEGよりさらに綺麗な色を得たい時なので、この結果は嬉しい限りだ。

 今月号、レンズはほとんど「LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.」を使っている。「LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」と「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.」は少しだけ。過去、フォーサーズのカメラも含めこのパターンは珍しく、逆にズームレンズがほとんど、LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.は少しとなっている。被写体のバランスとLUMIX G 20mm F1.7 ASPH.のがマッチしたのだろうか!?

 さて、今週はカメラとのツーショットを4点掲載した。ボディカラーは「コンフォートレッド」だ。ほかに「コンフォートブルー」と「コンフォートブラック」の計3種類がある。このメタリックな赤は、初めて箱から取り出した時は「おっと!」と思うが、レンズを付けて少し使っていると、黒と赤のコントラストが良くお洒落に見えてくる。スタッフの反応も上々だ。少し前に扱ったペンタックス「K-x」もそうだが、このクラスのデジカメはいろいろカラーバリエーション豊富な方が面白そうだ。

LUMIX DCM-G2 + LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.
ISO100 / WB:オート / F4 / 1/320秒 / RAW (SILKYPIX Developer Studio 3.1 SEで現像)



 澪ちゃん、8月28日(土)レインボータウンFM79.2「あびら屋」(観覧可)、MAXナイト撮影会、8月30日(月)ぶんか社チャットと、いろいろイベントが続くので興味のある人はぜひ遊びに行って欲しい。

actress桐野澪@AVILLA
photographer西川和久
LUMIX DMC-G2
LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!http://www.iwh12.jp/blog/

2010/8/27/ 00:00