8月号【桐野澪 + パナソニックLUMIX DMC-G2】3週目
~初心者に優しいタッチパネル搭載!


 3週目の上ブロックはISO200、絞りF2.8、シャッタースピード1/160~1/200秒、左下のみレンズは「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.」、ほかは「LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.」。下ブロックはISO100、絞りF3.2、シャッタースピード1/160秒、レンズは「LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.」で、加えてストロボ「DMW-FL500」を使用した。

 上ブロックは少し暗かったこともあり、ISO200、そしてF2.8にしているが、マイクロフォーサーズとは言え、意外とピントは薄く、唇だったり、奥側の眼に合ってしまっているカットが写真から分かってしまう。ただこの差は、EVFを通した映像からは分かり辛く、後で確認したら「あらら……」っといった感じだ。

 ストロボは、パナソニック「DMC-G2」のボディと比較してかなり大きく、サイズも価格もアンバランス。一般的にこの組合せで使うユーザーは非常に少ないと思われるが、TTL調光の精度は見事で安心して撮影できた。これだけ撮れれば十分以上といえる。

 さて今回、撮った写真の確認程度にしか使わなかった液晶パネル、実はタッチパネルになっていて、ピントを合わせたい場所にタッチすればAFが駆動する。これは動画撮影時も同様だ。また、そのタッチした被写体が顔なら「顔認識」に、動くものなら「動き認識」に自動的に切り替わったりと、初心者には嬉しい機能を搭載している。

 さらに家族や友達の顔を事前に登録すると、AF時に名前が表示され、自動的にピントと明るさを合わせる「個人認識機能」も持っている。最大3人まで同時認識。どの程度の精度かは試していないので分からないものの、なかなか面白い機能だ。

 澪ちゃん、イメージDVDを3本出している割にネットで画像を検索すると、パッケージの写真は出るものの、意外と水着のグラビアは出てこない。話によるとこれだけの量の写真がネットに載るのは初とのこと。楽しんで頂けただろうか?(続く)。

actress桐野澪@AVILLA
photographer西川和久
LUMIX DMC-G2
LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!http://www.iwh12.jp/blog/

2010/8/20/ 00:00