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ソニーサイバーショットDSC-RX100M3(RX100 III)
1インチセンサーを搭載する人気の高級コンパクト最新モデル
Reported by 本誌:折本幸治(2014/6/2 18:15)
5月30日、1インチセンサーを搭載するソニーの人気シリーズ、サイバーショットRX100シリーズの新モデルが発売された。
シリーズ3機種目となるサイバーショットDSC-RX100M3(サイバーショットRX100 III)は、従来機を踏襲したポケットサイズのまま、レンズの大口径化やEVFの内蔵を実現。シリーズ最上位モデルとして登場した。
詳しくは後日掲載する「新製品レビュー:ソニーサイバーショットRX100 III」に譲り、ここでは外観および主だった特徴について紹介したい。スペックはこちらの記事を参照いただければと思う。実勢価格は税込8万8,000円前後。
外観は初代「サイバーショットDSC-RX100」(RX100)を思わせるもので、2代目の「サイバーショットDSC-RX100M2」(RX100 II)にあったマルチインターフェイスシューは省略されている。そのため、初代同様、ボディ上面はすっきりしたラインになっている。
その代わり、シリーズ初のEVFを内蔵。これまでEVFの位置にあったストロボは、マルチインターフェイスシューのあった位置に収められている。
EVFを使う際は、専用レバーによりポップアップさせ、その後、手動で接眼枠を引き出す。
液晶モニターにも手が加えられている。今回より上方向180度までの展開が可能で、自分撮りが容易に行なえるようになった。
レンズはこれまでの35mm判換算での焦点距離28-100mm相当F1.8-4.9から、同24-70mm相当F1.8-2.8へと変更。広角寄りになったと同時に、望遠側がF2.8と明るくなっている。しかも望遠端での最短撮影距離が55cmから30cmへと短縮されるなど、撮影の自由度が増していることに注目したい。
基本的なボディデザインや素材感は、従来モデルから大きく変わらない。ボタンやダイヤル類の操作感も同じだ。
弱点だった望遠マクロを克服するなど、3代目となりさらに魅力を増したRX100 III。詳細なレビューは後日掲載する予定だ。