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いまどき「CPL」ではない「PL」フィルターがリリース
鉱物の干渉現象の観察・撮影に
2026年4月3日 15:15
ロカユニバーサルデザイン株式会社は、KANIブランドの丸型フィルター「Premium PL 82mm」を4月3日(金)に発売した。一般的なサーキュラーPL(CPL)フィルターから「位相差板(1/4波長板)」を省いた、直線偏光タイプのPLフィルター。
日本自然科学写真協会(SSP)会員からのリクエストにより開発されたもの。位相差板を持たない純粋な偏光板である性質を活かし、鉱物などの干渉現象を観察・撮影する用途に適している。
一眼レフカメラのAF・AE機構に組み込まれているハーフミラーは、直線偏光の光を受けると正常に動作しない問題があった。そのため現在は、直線偏光を円偏光に変換する位相差板を組み込んだ「C(サーキュラー)PLフィルター」を使用するのが一般的となっている。
しかし、ハーフミラーを持たず、イメージセンサーで直接ピントや露出を検出するミラーレスカメラ(像面位相差AFを含む)では、直線偏光のPLフィルターを使用してもAF・AEの動作に悪影響が出ない。本製品はミラーレスカメラの普及も踏まえ、位相差板の省略に踏み切ったものとみられる。
鉱物などの干渉現象を撮るためのセット(PLフィルター、偏光板、トレースボード)も1万2,800円で用意している。

