写真で見るライカV-LUX30 “Okawara Factory”
ライカカメラジャパンが9月7日に発売した限定モデル「ライカV-LUX30 “Okawara Factory”」について、外観写真およびメニュー画面を紹介する。
ライカV-LUX30 “Okawara Factory” |
著名なメカニックデザイナーとして知られる大河原邦男氏のデザインを施した限定モデル。ライカカメラジャパンによると、来年迎える同氏の活動40周年を節目に、男性のマストアイテムであるデジタルカメラをデザインするという新たな試みに魅力を感じていただき、製品化が実現したという。ライカはことのほか限定モデルが好きなブランドで、これまでにも様々な限定モデルが登場しているのは良く知られている。しかし大河原邦男氏とは、これまた意表をついたセレクトといえるだろう。
その大河原邦男氏といえば、真っ先に思い浮かぶのが「機動戦士ガンダム」「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」といったリアルロボットアニメのメカデザイン。そこで“Okawara Factory”では、本体前面と上面の一部に、複雑な動作を予感させるようなメカパーツのデザインが、レーザー彫刻で表現されている。それにより従来のデジタルカメラになかった、何とも独特の雰囲気をたたえているのが特徴だ。
レーザー彫刻を除くと、見た目も仕様も通常のV-LUX30と同じ。ターレット式のレンズが回転したり、実は外装がガンダリウム合金だったりといったギミックがないのはともかく、メニュー画面も通常品と同様なのは少々残念だ。とはいえ、女性を意識したスタイリングのデジタルカメラが多い中、ここままでメカ好き男性を惹き付ける、強烈な個性を感じさせるのは間違いない。
価格は8万9,250円。限定台数は200。伊勢丹新宿メンズ館、銀座三越、JR大阪三越伊勢丹の3店舗限定で販売している。パッケージには、大河原氏のメッセージとシリアルナンバーをナンバリングしたメッセージカードが同梱される。
■外観
大河原邦男氏によるメカニックなデザインを前面に刻印した |
イラストはレーザー刻印のためざらざらした触感が楽しめる | 指が掛かる形状のグリップを採用 |
“Leica”の赤バッジも備える |
背面のボタン | HDMI端子も装備。ストラップは片吊り式 |
シャッターボタン周り | グリップの上部にもイラストを刻印 |
また、本体の上部前側にもイラストを配している | レンズは35mm判換算の焦点距離24-384mm相当の16倍ズーム |
バッテリーおよびメモリーカード室 | 付属の充電器とバッテリー |
同梱品の一部。これ以外にケーブルなどが付属する | 大河原氏のメッセージとシリアルナンバーをナンバリングしたメッセージカード入り |
化粧箱 |
■メニュー画面など
撮影時の画面 | 電源OFF時に“Leica”のロゴが現れる |
メニューボタンを押したところ |
・撮影メニュー
・動画メニュー
・GPSメニュー
・セットアップメニュー
折本 幸治
2011/9/8/ 00:00