気になるデジカメ長期リアルタイムレポート
パナソニックLUMIX DMC-GM1【第1回】
“買わないわけにはいかない”小さなカメラ
Reported by 小山安博(2013/12/24 08:30)
「今まで大きかったものが小さくなる」のが好きだ。ギリギリの中で最大限コンパクトにした製品も大好物。カメラの世界だと、オリンパスが2006年に発表した「E-400」が、自分の中でかなりの大ヒットだった。最終的にE-420まで待って購入したが、あのコンパクトさはインパクトがあった。
その後、レンズ交換式の世界でミラーレスカメラが台頭し、どんどんコンパクト化していった。とにかく小型でレンズ交換式という製品だと、PENTAX QシリーズやNikon 1シリーズがあげられるだろう。
これらの製品も好きなのだが、普段マイクロフォーサーズのOLYMPUS OM-D E-M5を使っている身からすると、マイクロフォーサーズはもっと頑張れるんじゃないか、と感じていた。元々、コンパクト化を目指すのが1つの目的だった規格だし、E-M5やE-M1の高級路線はともかく、OLYMPUS PENシリーズでもっとコンパクト化を追求した製品があってもいいはず……そう思っていたところに登場したのがパナソニックのLUMIX DMC-GM1だった。
E-420やE-P1、E-M1と渡り歩いてきた関係で買うならオリンパスと考えていたため、確かにこれまでパナソニックのLUMIX GFシリーズなどはコンパクトだったが、正直なところ、DMC-GM1の登場は想定外ではあった。
想定外とはいえ、これだけコンパクトなカメラだ。買わないわけにはいかない……というわけで発売日に購入したのである。とにかく小さくて嬉しいカメラなのだ。
このコンパクトさを生かすためには、やはりバッグの奥底に入れていては意味がない。すぐに取り出せて、サッと撮れることが重要だと思う。そのためには、両吊りストラップで首からぶら下げていくのもいいのだが、個人的に常にぶら下げておくわけにもいかないので、小さなケースに入れておきたい。
これまで、ソニーのサイバーショットDSC-RX100を入れていた小さなケースがあり、ウェストバッグに通して持ち歩いていた。このケースに、付属ズームレンズのLUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.を装着した状態で収まるのを確認。
元々、RX100よりも大きなカメラに買い換えたときも使えるように想定していたとはいえきちんと収まるとは思わなかったが、これでいつでも持ち歩き、しかもすぐに取りだして撮影できるようになった。
とりあえず、今後こうして持ち歩き、色々と試していきたいと思う。
- 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。
- 縦位置で撮影した写真のみ、無劣化での回転処理を施しています。