Leofoto FIELD REPORT 三脚のある美しい写真
防水・防砂の三脚で自然風景をダイナミックに切り取る
藤原嘉騎さんがフィールドに持ち込むタフな三脚「LA-324C+LH-40LR」
- 提供:
- 株式会社ワイドトレード
2024年2月27日 13:30
国内外を問わず、ダイナミックな自然風景の撮影を続けている藤原嘉騎さん。滝や渓流に迫り、時には砂丘の波紋を捉えるなど、その撮影スタイルはさまざまだ。フィールドに持ち込む三脚は、機動力に加えて防水などのタフネスさも必要になる。
そこで選んだのが、レオフォトの「LA-324C+LH-40LR」だ。鮮烈な赤いカーボンパイプが印象的な三脚だが、防水かつ防砂構造で、過酷な環境でもラフに扱える。本製品が、自然のフィールドでいかに役立つかを解き明かしてもらう。
※本企画は『デジタルカメラマガジン2024年3月号』より転載・加筆したものです。
防水・防砂の三脚だからこそ斬新な表現に挑める
私にとって三脚はなくてはならない撮影アイテムの1つだ。近年カメラの性能が向上したことで手ブレ補正の能力も上がり、三脚なしでも撮れる場面が増えてきているが、高画素カメラはその特性上ほんの少しのブレやピントのずれが目立ってしまうことがある。せっかく出合った絶景を軽微なブレで台なしにしたくないので、私は三脚を使用して目の前の風景と対峙することが多い。
三脚を使うことで露出ブレンディングやフォーカススタッキング、パノラマ撮影や長時間露光など、撮影やレタッチの手法も選択肢が増えるというメリットも生まれる。写真表現の可能性を広げるためにも、三脚は欠かせない。
私が使用する三脚は複数本ある。脚の径が太いものが望ましいので、メインの三脚の脚径は36mmタイプだ。ただし、海外移動や登山を伴う撮影では、極力荷物を軽くしたいので一回り細いタイプの32mm径を選んでいる。そのようなニーズに最適なのがレオフォト アテナシリーズのLA-324Cだ。
パイプのすべてが赤色というインパクトのある外観を持つ軽量のカーボンファイバー製トラベル三脚だ。カーボンはアルミよりも軽い上に振動吸収性も高いのでぶれにくい。さらに、アテナシリーズは川や砂埃などさまざまな環境下で安心な防水・防砂構造になっていて、耐食性も備えているので海水に浸りながらの撮影でも気にせずに使える。どのような環境が待ち構えているか分からない遠征先でも柔軟に対応でき、撮影のイメージを崩すことなく挑めるのが愛用しているポイントの1つだ。
メンテナンスも簡単で、素早く分解して真水で洗い流すことができる点もうれしい。事実、水の中に入って撮影することが多いのだが、ロックナットに貼られた波型模様の滑り止めマットはぬれた手で握ってもしっかりとグリップでき、軽い力でロックができるなど、操作面でもストレスがないように配慮されている。
合わせる雲台はLH-40LRがおすすめだ。LH-40のプレートロック部はネジ式だが、LH-40LRはクランプレバー式になっていて、ぬれた手や手袋をしている状態で素早く確実にロックや解除ができて、このタフな三脚との相性が良い。
ほかのメーカーにはない斬新なカラーリングで、あらゆる環境下に耐え得るこの三脚と雲台は、新たな写真表現に挑むために欠かせない存在だ。