私はこれを買いました!

ストレスないシャッターのキレが一番の魅力

キヤノンEOS 5D Mark IV/河野鉄平

2017年を締めくくるにあたり、本誌のレビュー系記事にご寄稿いただいた皆様に今年新品で購入したデジタルカメラ、レンズのうち、特に思い入れのある製品について語っていただきました。(敬称略)

仕事ではもう昔からEOS 5Dシリーズを使っています。ですので、EOS 5D Mark IVも必然で購入するアイテムになっていました。

購入前から仕事で使う機会があり、いいカメラだと思っていたものの、値段が前モデルまでに比べて高くなったので、ネットで値段を随時探りながら、年明けの2月、一瞬安くなった谷間のタイミングでエイ! と購入しました。

EOS 5D Mark IVは面白いカメラというよりも、利便性が一番の持ち味です。僕にとっては画素数よりも何よりも、シャッターのストレスのないキレ感が一番の魅力です。僕の周りのどんな仕事にも対応できるので信頼しています。存在自体がありがたいです。

ちなみに、今欲しいのはレンズ。キヤノンではポートレートを撮るので、最新のEF85mm F1.4L IS USMが楽しみなレンズです。

チェコのプラハ。古都は夜景が美しい。EOS 5D Mark IVは画質に破綻がなく、夜景も繊細に美しく撮れます。EOS 5D Mark IV / EF16-35mmF2.8L III USM / 5秒 / F8 / 0EV / ISO100 / マニュアル露出 / 28mm

プロフィール & 近況報告:フォトグラファー。「もっと撮りたくなる写真のアイデア帳」(MdN刊)が絶賛発売中です。今年は夏に引っ越しをしました。少し太ったので、来年は痩せます。来年もよろしくお願いいたします。

河野鉄平

1976年生まれ。明治学院大学卒業後、写真家テラウチマサト氏に師事。写真雑誌「PHaT PHOTO」の立ち上げに参加。2003年独立。著書多数。近著に「もっと撮りたくなる 写真のアイデア帳」(MdN)、「【プロワザ】が身につくストロボライティング基礎講座」(玄光社)など。カメラ雑誌への寄稿多数。Profoto公認トレーナーを務めるなどセミナーも多数開催。