忘れられない1台~私の愛したデジタルカメラ~

ニコンD700

誰にでも、心に残る大切な1台があるはず。

このコーナーでは、皆さんの思い出に残っているカメラのお話を募集します。初めて買ったカメラ、印象的なシーンを撮ったカメラなど、心の中にある大事なカメラの話を聞かせてください。

投稿者

宮本康宏さん

製品名

ニコンD700

使用期間

2008年9月~2014年7月

購入理由

ニコンD100に続いて使用したD200は、画素数・AF・コマ速と連写性能を備えた実用的なデジタル一眼レフカメラだったが、高感度での弱さが早朝撮影も多い鉄道相手には悩みの種だった。そこへ登場した、D3のセンサーを積んだフルサイズ機を、買わない理由がなかった。

印象に残っていること

2009年3月。夕刻の多摩川、六郷の河川敷で、私は15分後に通過する列車の撮影に迷っていた。

導入まもない2008年10月、本機を連れて四国・九州へ向かった。1番の目的は、翌春での廃止が噂されていた寝台特急“富士・はやぶさ”。旅行中に噂は現実となり、3月改正に向け周囲は騒がしくなっていった。

列車の通過は18時15分過ぎだが、日没を過ぎて周囲は容赦なく暗くなっていくし、AI AF Nikkor 50mm f/1.4Dは低照度の絞り開放で周辺光量が大きく落ちる。といって絞れば撮影難易度は飛躍的に上がるし、どうしたものか……と見上げた空に見つけたのが、宵の明星・金星の輝く姿だった。“明星”も“金星”も、かつて寝台特急にも使われた名前。それに気づいた時点で腹が据わったようだ。

見送りの構図は画面内に両者を入れる構図の制約だし、空のグラデーションは周辺減光そのもの、そこに1番星。いわば偶然に偶然が重なった産物であったのだが、2万枚という節目とともに評価いただいたのは僥倖であり、あの選択は間違っていなかったと今でも思う。

バッテリの1つがまだ活きていたので、当時と同等の状況であの画を再現してみた。夕方の西空に三日月が見え、これに導いてもらおうと考えていたら、よく見るとその先に宵の明星まで……それは画面に入れなければならなかった
背面モニターはハメコミではなく、実写記録をコンパクトフラッシュに送り込んで表示させたもの。本機は画像だけをモニター表示させることはできない仕様だが、拡大画像時には撮影情報が非表示になるので、1段だけ拡大している
忘れられない1台~私の愛したデジタルカメラ~ 募集要項

以下の項目を確認し、【テキスト】と【画像】をあわせて電子メールにて応募ください。

採用された方には、Amazonギフト券1,000円分をお送りいたします。

【テキスト】

  1. 投稿者名(本名以外も可)
  2. 製品名
  3. 使用期間
  4. 購入理由
  5. 購入のきっかけ、印象に残っていることなど(200~400字程度)
    ※対象製品はデジタルカメラに限る。
    ※掲載にあたって編集部でテキストを調整する場合あり。

【画像】

  1. 製品外観(1~3点)
  2. その製品で撮影した静止画または動画(1点。任意)
    ※画像の長辺は800~1,920ピクセル程度、動画は2分以内。
    ※肖像権、著作権などの諸権利をクリアしていること。
    ※家族写真などの場合、本人の了承を得ていること。

【宛先】
memory_camera@impress.co.jp

デジカメ Watch編集部