今週の気になるニュースをPICKUP

2月12日(月)~2月16日(金)|CP+の足音が聞こえてきた

2月12日(月)~2月16日(金)までに配信したニュースのうち、印象的なものをピックアップしてお届けします。

シグマ、新製品発表を予告

こうした予告が出ると、CP+が近づいてきたなと感じますね。CP+シグマブースのプログラムを見ると、初日の14時から山木社長による「新製品について」という30分のトークが予告されています。どんなものが出るのでしょうか。

開放F1.0の50mmレンズにソニーE用

フォクトレンダーの「NOKTON 50mm F1 Aspherical」にソニーEマウント用が加わります。超大口径というだけなら安価な選択肢が他にいくらでもありますが、例えばこのレンズの場合は、コストの掛かる研削非球面レンズを使ってまでシンプルなレンズ構成、引き締まったスタイリングを目指したのが特徴なわけです。これからは一歩踏み込んで「どんな思想の超大口径なのか」という視点で選ぶのが楽しくなると思います。

ライカ、銀座・京都に続いて表参道

表参道に新旗艦店がオープンだそうです。ライカといえば黒か白にときどき赤、というイメージでしたから、ウッディーな雰囲気は新鮮です。イメージ図を見ると、地下にはレーザーテレビ「Leica Cine 1」(日本未発売)らしきものが置いてあります。昨年秋に海外で実機を見た時、その表示コントラストの高さと精細さに驚いたので、ぜひまた体感したいです。

CFexpress Type Aに手頃なモデル

エントリー向けのモデルが出るほど、CFexpressも広まってきたんだなあと感じます。私自身はまだBもAも対応カメラを持っていませんが、データ転送も充電もなんでもストレスの少ない時代になってきましたから、メモリーカードもそれに見合った速いものを揃えたいです。わずかな足し前で解消できるストレスもあるのです。

デジカメ販売が“13年ぶりに数量ベースで増加”

カメラが売れない、というムードになって何年が経つでしょうか。私の周囲では「動画は邪道」「カメラは写真機たれ」みたいな論調もまだ一部ありますから、そんな中でカメラの販売台数が増えているということは、既存のカメラ趣味と接点のない人達が新たに買っているのでしょう。喜ばしいことではないですか。かくいう私は、どうせついてる機能なら使ったほうがトクなんではないかという発想です。もっと言えば、映画用フィルムから始まった小型カメラが100年の時を経て再び動画を取り戻しつつあるわけです。とか大声で言ってしまうと危ない人です。気をつけます。

本誌:鈴木誠