写真展告知

土屋勝義写真展:東京橋美人

(ピクトリコ ショップ&ギャラリー)3月22日〜3月26日

築地に住んで50年、隅田川の水面(みなも)が初めてブルーに変った!
それは、世界的パンデミックとなったコロナにより、医療従事者への応援のライトアップだった。
そして水面の色はオリンピックの5色、パラリンピックの3色と彩られた。
2020年・2021年激動の年にライトアップされた隅田川の橋は、10箇所だった。
このようなライトアップは二度とないだろう。
この橋で「夜桜美人」に続いて「橋美人」シリーズを撮ろうと思った。

日常が非日常になり、あらゆる制約の中で生活する彼女たち(モデル)の思い出が写真で記録に残り、その時代の証になれたと思う。
彼女たちが将来こどもに「私が若いころ、橋がこんなに綺麗だったのよ」と語れればいい。。。

写真は想い出を作る、大切なツールである。
今、この時しか出来ない生きた証を記録している。
『記憶』『記録』『思い出』『希望』

私は、この思いを写真で一つに収めることが出来ただろうか?
母にも見せたかったシリーズでもある。

土屋 勝義

開催概要

会期:2022年3月22日(火)〜3月26日(土)
時間:11時〜18時
会場:ピクトリコ ショップ&ギャラリー
東京都墨田区横網1-2-16 東誠ビル5F

作家プロフィール

土屋勝義(つちや かつよし)
1963年4月1日 東京・築地生まれ、1981年に明治大学付属中野高校を卒業後、東京工芸大学短期大学(旧写大)に入学、1983年に六本木スタジオを経て篠山紀信事務所に入社し篠山紀信氏に師事する。1989年篠山事務所から独立し雑誌・広告などで、タレント、アーティストのポートレート撮影を手がける。

2000年に初個展「勇き光の戦士たち」~つかこうへいの世界~で舞台写真を発表。
つかこうへい氏に「土屋勝義の優しすぎる目が、レンズを通すと狂気をもつ瞬間が好きである」と言葉を頂く。

師匠の篠山紀信氏から「つか芝居は暴力と優しさ、土屋写真はシャープさと色気。どっちもどっち、どちらも見たい。」と言葉を頂いた。

2006年から写真誌「CAPA」の表紙撮影を担当し、現在に至る。
ミノルタ・オリンパスカメラ教室の講師を経て、2008年からキヤノンEOS学園東京校講師を務め、現在に至る

写真展・作品

2000年 「勇き光の戦士たち」~つかこうへいの世界~(ミノルタフォトスペース)
2004年 「AND ENDLESSの世界~FANTASISTA」(コニカミノルタギャラリー)
2006年 「デジタル侍 写真展「風林火山絵巻」(キヤノンギャラリー)
2008年 「日中文化交流写真展」(オリンパスギャラリー・JCCII)
2009年 「瞳の中の少女 滝沢カレン17才」(ルデコ)
2010年 「デジ侍NY凱旋写真展」(ギャラリーコスモス)
2011年 「瞳の中の天使 滝沢カレン」(キヤノンギャラリー)
2017年 「築地ラビリンス」(築地ふげん社)
2019年 「東京夜桜美人」(キヤノンギャラリー)