写真展告知

吉永陽一写真展:空鉄

(コミュニケーションギャラリーふげん社)10月17日~10月31日

(c)Yoichi Yoshinaga

吉永陽一さんの写真展「空鉄」が10月17日からコミュニケーションギャラリーふげん社(東京・目黒)にて開催される。会期は10月31日まで。会期前の10月16日には、落語家の古今亭駒治さんとのトークイベント(会場観覧・オンライン配信)も開催される。

吉永陽一は 1977年東京都渋谷区生まれの写真家です。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て、フリーランスとなり、空撮のキャリアを積みます。約15年前から長年の憧れであった「空撮鉄道写真」に挑戦し、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、独自の鉄道写真を切り開き、個展や書籍で作品を発表しています。

本展では、2021年に国内で撮影した空撮鉄道写真をメインに約15点を展示いたします。

セスナ機やヘリコプターから捉えられた空撮鉄道風景=空鉄は、私たちにとって身近な乗り物を被写体にしながらも、鳥の視点からのダイナミックなランドスケープが見るものに新鮮な驚きをもたらします。
列車の運行スケジュール、機体の高度、速度、角度など、多くの情報を把握しながら、一瞬で判断し切り取られる空撮鉄道写真には、生活する人々、すれ違う列車や飛行機、天候、自然の造形などさまざまな偶然の出会いが、写真という一枚の箱庭に写り込みます。
また全国に張り巡らされたインフラである鉄道は、その土地の歴史と切り離せません。
私たちが生活している街と鉄道の魅力を、見たことのない視点から描き出す吉永陽一の空鉄は、私たちに新しい視座を与えてくれることでしょう。

写真展情報

(c)Yoichi Yoshinaga
(c)Yoichi Yoshinaga

会場

コミュニケーションギャラリーふげん社 Papyrusギャラリー
東京都目黒区下目黒5-3-12 2階

開催期間

2021年10月17日(日)~10月31日(日)

開催時間

火曜日~金曜日:12時00分~19時00分
土曜日・日曜日:12時00分~18時00分

休廊

月曜日

トークイベント(事前予約制)

古今亭駒治の鉄道落語会

日時:10月16日(土)19時30分~
参加費:2,000円(会場観覧・オンライン配信)
※会場観覧に参加した人は写真展「空鉄」も鑑賞できる。

作者プロフィール

1977年東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。約15年前から鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集めている。ライフワークは鉄道空撮のほか、学生時代から撮り続けている6×6や4×5の鉄道情景や廃墟。空撮以外にも旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。
2018年4月、東京ミッドタウンのフジフイルムスクエアにて個展「いきづかい」を開催。
2020年8月、渋谷にて個展「空鉄 うつろい 渋谷駅10年間の上空観察」を開催。
2021年1月、ふげん社2階 Papyrus、個展「空鉄山手線 ある1時間半の上空散歩」開催。
2021年10月、ふげん社が発行する2022年カレンダー「鳥瞰鉄道寸景」を発売、『空鉄 諸国鉄道空撮記』(天夢人)を刊行。
日本写真家協会正会員 日本鉄道写真作家協会正会員