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珠かな子さんが捉えた七菜乃さんの好きな一瞬が一同に会する写真展「肌に降る七星」

(神保町画廊)10月15日〜10月24日

東京・神田の神保町画廊で、珠かな子さんの写真展「肌に降る七星」が10月15日より始まった。会期は10月24日まで。

セルフポートレートで知られる写真家・珠かな子さんの作品展。今回は七菜乃さんがモデルをつとめている。

珠かな子さんは2012年に同じく神保町画廊で開催した個展「玉手厘」で写真家としてデビュー。同画廊で2016年に開催した個展「いまは、まだ見えない彗星」をまとめた同名の写真集を2019年10月にアトリエサードより刊行。今回の展示は、同じくアトリエサードより9月に刊行(発売は書苑新社)された最新写真集『肌に降る七星』の完成を記念した作品展となっている。

作家メッセージ

 北極星を中心に北斗七星が回る位置で時間と方角を知ることができる。この星々は目印や指標となり、2時間で30度動く北斗七星は夜空において大きな変化を見せてくれる。私にとって七菜乃さんは北斗七星のような存在で、色々な姿を見せてくれ、活動に悩んで真っ暗な航海で迷った時に、菜乃さんが撮った写真を見るとワクワクして心が躍る。菜乃さんは私にとって友達以上の特別な存在。いつも同じ夜の星を見ているような気がしていて、その星は私達にしか見えていないような、そんな気がしている。

 ファインダーの中に見た、白く美しい肌に日差しがキラキラ降り注ぐ様子は、いつも小さな星屑がスパークしているようで、その光の中から、私の好きな彼女の一瞬を探して集めたシリーズが「肌に降る七星」です。/珠 かな子

神保町画廊Webサイト告知より

展示作品(一部)

概要

会場

神保町画廊
東京都千代田区神田神保町1-41-7 安野ビル1階

会期

10月15日(金)~24日(日)13時〜19時
※会期中無休