写真展レポート

七菜乃さん作品展「#おうちヌード」がスタート 初日会場より。一部展示作品の紹介も

写真展会場入り口にて。販売中の写真集を手に

モデルにして写真家でもある七菜乃さんの作品展が東京・神田の神保町画廊で開催中だ。4月16日、会期初日を迎えた会場にて、今回の展示に関すること、そして今後の撮影について作家にお話を聞いていった。

今回の作品展にあたり、約20名ほどの一般女性を撮影していったという七菜乃さん。撮影はモデルとなってくれた、それぞれの女性の家で進めていったのだという。撮影の舞台は東京と大阪。七菜乃さんのスタイルに結果を任せてくれる人が集まったそうだ。

展示作品より。作家提供

展示に向けて制作された作品の総数はおよそ50点。作品は額装して壁面展示されているが、会場内に展示しきれなかった作品もポートフォリオで見ることができるようになっている。

会場では作品を収めた写真集も販売。限定250部で、価格は税込4,500円だ。部数限定ということもあり、すべてにシリアルナンバーが入る。

今後の展開について聞いたところ、まだまだ同じアプローチによる作品をつくっていきたいと話す七菜乃さん。撮影地も全国にひろげていきたいのだと続ける。「撮影を任せてもらえるなら、全国どこでも向かいます。」そう語る目は謙虚ながらも作品制作に向けた想いにあふれていた。

今回の展示もぜひたくさんの人に見てほしいと話す。そんなお話を聞いている中、会場には次々に訪れる人の姿があった。会期は4月25日(日)まで。開廊時間は13時〜19時となる。

なお、新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から、同画廊では画廊内の来場者人数によっては時間をずらしての来場をお願いする場合があるとして注意を促している。

展示作品(一部)

展覧会概要

会場

神保町画廊
東京都千代田区神田神保町1-41-7安野ビル1階

開廊時間

13時〜19時
※会期中は無休

作家在廊日(予定)

4月16日、17日、18日、24日、25日

本誌:宮澤孝周