イベントレポート
【CP+】マウスコンピューター、クリエイター向け17.3型ノートPCを展示
4K-UHD、GeForce GTX 1080など搭載 ブースではRAW現像体験も
2018年3月3日 11:03
マウスコンピューターのブースでは、クリエイター向けBTO PC「DAIV」の展示を実施。RAW現像のほか、プリントと画面の再現性を一致させるカラーマッチングなどをテーマとした展示を行なっていた。
DAIVシリーズの新製品としては、2月に発売した17.3型ノートPC「DAIV-NG7620S1-SH5」を展示している。ノートPCのフォームファクタを採用しながら、4K-UHD液晶ディスプレイを搭載。第8世代インテルCore i7-8700プロセッサと最大64GBまでのメモリを備え、出力端子には2つのMini Display Portと1つのHDMI出力を有する。ビデオカードにはGeForce GTX 1080(8GB)を採用し、ゲーミングPCと見まごうハイスペックとなっている。
PCのスペックについては、同ブースの説明員も、突き詰めればゲーミング向けもクリエイター向けも性能は似てくる、と話す。PCスペックが高くなればできることも自ずと増えてくるので、結果的にゲーミング用途にも堪えるスペックとなる。4Kディスプレイ搭載ノートPCという豪華仕様については、既存顧客からのフィードバックを受けて用意した側面もあるとのこと。
ノートPCというフォームファクタは省スペース化需要もあり、常に一定の需要が見込めるほか、ディスプレイが高品質なことから、ゲーミング用途で購入していく顧客もいるという。
マウスコンピューターのクリエイター向けBTO PCが採用する仕様として、ノートPCのDAIVではAdobe RGBに対応する液晶パネルを搭載している。デスクトップPCでは、ケースにキャリングハンドルとローラーを設置し、片手で引いて移動できるようにしているほか、前面からストレージを交換可能となっている。楽に移動できるPCケースは、イベントなどに持ち出した際に重宝されるという。
一方のゲーミングPCでは、システムの液冷やSLIなどのオプションが選択できるようになっているが、クリエイターPCではこうしたオプションを用意しておらず、BTO PCの方向性としてはこの部分に差異があるとのことだ。
ブースではイベントスペースも用意しており、諏訪光二さん、秦達夫さん、横山崇さんによるRAW現像やPCの活用法のセミナーを実施中。来場者の中から1名にDAIVが当たるキャンペーンを実施しており、体験スペースとセミナーイベントのそれぞれでもらえるチケットに記載されたアンケートに回答すると、抽選に応募できる。