イベントレポート

【CP+】本日見つけた気になるアイテム/展示(3月2日版)

CP+2018を取材するデジカメ Watch 編集部員が会場で見つけた、ちょっと気になる製品や展示、サービスなどを紹介します。

ショーケースみたいな防湿庫が欲しい

東洋リビングが、全自動恒温保管庫「フラットドライ」を参考出品していました。お馴染みのカメラ用防湿庫と比べて細長く、アコースティックギター1本にジャストサイズ。1本だけ入れておくなんて、かなり高価なギターを保管するための製品でしょうね。

私の自室には10本ちょっとのエレキギターがありますが、「(カメラもあるし)この部屋自体が防湿庫」を合い言葉に、夏も冬も早めにエアコンや加湿器・除湿器を使っております。これは物を大事にしているのであって、決して自分が暑さ寒さにヨワイからではありません。(鈴木誠)

ニコンの最高級双眼鏡

「双眼鏡があったら覗いてみよう」が今回のCP+におけるマイブーム。

ニコンブースにあった天体愛好家向けの「WX」シリーズは、とにかく視界が広くてクリア。素人でもひと目で高級とわかる驚きがありました。筐体の造りも"ニコン最高級品"という感じが漂っています。お値段、約70万円。(鈴木誠)

大事なことなので

マンフロットのソニーα7シリーズ/α9用三脚が初出品されていました。クイックシューのカメラプレートもソニーαを象徴する「シナバー」カラーに染まり、特別モデルであることを主張しています。

会話では"オレンジ色"でも通じますが、カメラファンならここはひとつ、シナバーカラーと呼んであげましょう。(鈴木誠)

GRステッカーもらえます

リコーイメージングのブースで、昨日オープンしたGRのFacebookページに「いいね!」した画面を見せるとGRのステッカーがもらえます。ブース内にQRコードも貼ってありました。

APS-Cセンサーになってから少し元気がないように感じていたGRですが、ここへ来て突然の動き。いろいろ期待してしまいます。(鈴木誠)

お土産に困ったら……

新製品はカメラやレンズだけではありません。日本カメラ博物館のブースでは、ジグソーパズル、一筆箋、マスキングテープと、新しいグッズが登場しています。CP+会場内のメーカーブースは商品の販売ができないので、せっかくCP+に来たけど手頃なお土産がないとお嘆きのあなたは是非。

そうそう、弊社インプレスブースでもカメラ関連書籍を多数販売しておりまして、在庫にはまだ若干の余裕があります。是非お立ち寄りください。(鈴木誠)

静かで熱き双眼鏡の世界

興和光学のブースにデンと据えられていたのは展望スポットなどでよく見かける「観光用双眼鏡」。同社製の観光用双眼鏡は全国600カ所以上に設置されている。

倍率は20倍で、ピントと眼幅は固定。子供でも覗くだけで見えるようにしてある。100円硬貨専用で中に600枚が収容可能。ちなみに本体価格は税別62万円とのこと。

コンシューマー向け防振双眼鏡の雄、キヤノンではそのアピールに注力していた。今回初めて最新双眼鏡のカットモデルを制作。EFレンズで培われた技術が使われていることなどを説明する動画とともに展示していた。

2017年は2社が相次いでコンシューマー向け防振双眼鏡に参入した。その1社ビクセンでは、12倍の「アテラH12×30」を11月16日に税別6万8,500円で発売。

双眼鏡では珍しいベージュカラー1色の展開で、ライブ鑑賞をする女性をターゲットにしたとのこと。展示品はシールを貼ってデコレーションしていた。

防振双眼鏡に参入したもう1つのメーカーはケンコー・トキナー。ケンコーのブランドで10倍と14倍のモデルを2017年11月22日に発売している。価格は税別7万円と7万3,000円だ。

手持ち双眼鏡では高倍率となる14倍モデルだが、防振機構付きとしては小形軽量に仕上げたとのこと。(武石修)

指先に宿る強烈なシグマ愛

CP+はカメラのイベントということで、たまに強烈なカメラ好きのコンパニオンの方と出くわすことがあります。

こちら、シグマブースの近藤真美さん。爪がやばいです。

SIGMAロゴのみならず、dp Quattroやら14mm F1.8 DG HSM、広報誌SEINまで駆使することで、10本指によるシグマ世界を表しております。エビフライ(APO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DG)もあるじゃあないですか。

最初のカメラがdp2 Quattroだったというシグマエリート近藤さんの神ネイルアートを見たい方は、シグマブースでぜひお声がけを。(折本幸治)

デジカメ Watch編集部