イベント告知

世界文化遺産・三池港の「光の航路」を望む撮影スポットが一般開放。11月15日~25日・1月17日~27日

撮影:ふるいけ博文氏

大牟田市は、三池港(福岡県大牟田市)の日の入り撮影ポイントを一般開放する。期間は11月15日(火)~11月25日(金)、2023年1月17日(火)~1月27日(金)。

三池港にある三池港展望所からは、毎年1月と11月の日没の方位が247度前後となる約10日間に「光の航路」(三池港の航路先端から閘門を抜けて、夕日の反射が一直線になる様子)を見ることができる。より美しい写真を撮影できるとして内港からの撮影を望む声に応え、三池港1番岸壁を撮影ポイントとして開放する。

日の入り時刻は、11月15日~11月25日が17時15分頃、1月17日~1月27日が17時40分頃。

車両等の駐車場所は三池港展望所となっているが、駐車台数に限りがあるため、レンタサイクルやタクシー等の利用を推奨している。なお、11月19日(土)のみ、大牟田駅西口から三池港展望所までの臨時無料シャトルバスを運行する。

また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用、手指消毒を行うほか、他の見学者と一定の距離を保って撮影・見学するよう案内している。

三池港は、1908(明治41)年に開港した閘門式ドックを持つ港。2015年(平成27年)に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」に登録された。閘門は現在も稼働中。遠浅で干満の差が大きい有明海で、渠内(ドック)の水位を一定に保つ役割を担っている。