デジタルカメラマガジン
5月号特集は、基本から極意までプロ直伝の「超・鉄道写真」66ページ
ライカM11モノクローム実写レビューも
2023年4月19日 12:08
総力特集:鉄道写真の基本から極意までを学ぶ
鉄道写真には、風景と列車を絡めた「鉄道風景」や車両の魅力を伝える「編成写真」など、さまざまなジャンルがある。風景の中に小さく列車を入れたり、ボケで列車を囲んだり、逆光で車両を輝かせたりなど、撮影方法も多種多様だ。この多様性が鉄道写真の魅力でもあるが、同時に覚えることも多く、撮影が難しいところでもある。
今回は第一線で活躍する8人の鉄道写真家が、鉄道写真の基本的な撮影プロセスからプロ直伝のテクニック、日本全国の絶景撮影スポットを紹介。鉄道写真撮影に必要なことを66ページの大ボリュームでまとめた。
機材・カメラの設定・撮り方など「鉄道写真の基本」を学ぶ
鉄道写真をイメージ通りに撮るには、光の向きや時刻表の下調べ、列車をぶらさずに撮るための的確なカメラ設定、正確なピント合わせなど重要なポイントがいくつかある。その手順を追いながら基本的な撮り方をじっくり解説する。
構図の作り方、前ボケ、ギラリなど「プロ直伝の鉄板テクニック」
基本を学んだら応用テクニックにチャレンジしてみよう。鉄道風景写真は風景の中に鉄道がポツンと小さく入っている。列車が小さくても存在感を失わずに見せる「構図編」。花をぼかしてメルヘンチックに仕上げる「前ボケ編」。列車の形を印象的に浮かび上がらせる「シルエット編」。列車を輝かせてドラマチックに演出する「ギラリ編」。列車の光跡と星の軌跡の共演「銀河鉄道編」。車両の姿をきっちりと記録する「編成写真編」など、プロ直伝の鉄板テクニックを紹介する。
レビュー:6,030万画素すべてをモノクロで見せる先鋭機「ライカM11モノクローム」
ライカファン待望、最新世代のモノクローム撮影専用機が登場した。センサーの画素数はライカM11そのままに、カラ-フィルターを除去して解像感をアップ。大容量256GBの内蔵メモリーを搭載するなどスペックアップを徹底的に追求した。モノクロ写真で多くの作品を発表し、ライカユーザーでもある安達ロベルトが使用感と画質についてレポートする。