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エプソンのエコタンク搭載プリンターが米で受賞

印刷コスト削減やメンテナンス簡略化などが評価

セイコーエプソンは3月4日、同社製インクジェット複合機「EW-M660FT」がオフィス機器分野の独立評価機関、米Buyers Laboratory LLC(以下BLI社)の2016年冬の評価期間で「優秀SOHO向けインクジェット複合機賞(Outstanding SOHO Inkjet All-in-One)」を受賞したと発表した。

本機は大容量インクタンクを搭載することで、インク交換無しに約1万1,300ページ(カラー)のプリントが可能となっている。月に300枚プリントした場合、インク交換は2年間必要ない。カラー1枚のランニングコストは従来機PX-M650Fの12.9円に対して、本機は0.8円という。

BLI社は、印刷コスト削減、定期メンテナンスの簡略化、詰め替え用インクが低価格といった点を評価した。

国内では2月に発売しており、実勢価格は税込5万9,370円前後。CP+2016でも展示していた。

(本誌:武石修)