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富士フイルム、防塵防滴の最上位フラッシュを開発発表

FP発光対応・ワイヤレス多灯TTLオート発光も

EF-X500のモックアップ。1月15日開催の発表会に展示されていた。

富士フイルム株式会社は1月15日、Xシリーズカメラボディ用の「クリップオンフラッシュ EF-X500」を開発中と発表。ラインナップ中の最上位モデルにあたり、5月頃の発売を予定している。

最大ガイドナンバー約50(ISO100・m、照射角105mm設定時)のクリップオンフラッシュ。Xシリーズ用のクリップオンフラッシュとして、最もガイドナンバーの大きな製品となる。これまでは「EF-42」の約42(ISO100・m)が最大だった。

FP発光(ハイスピードシンクロ)も行える。屋外でのデイライトシンクロ撮影や、絞り開放時における高速シャッターでのフラッシュ撮影が可能となる。2月18日発売予定「FUJIFILM X-Pro2」のシャッター速度1/8,000秒に追従する。

ワイヤレス多灯TTLオート発光機能も備えており、複数のフラッシュを同調しての同時発光が可能だ。最大4チャンネル、最大3グループに対応。

本体は防塵・防滴構造。外形寸法は67.5×123.9×106mm。ミラーレスカメラのXシリーズにあわせ、低重心設計とした。上下左右へのバウンス機能も備えている。

電源は単3電池4本。外部電源「EF-BP1」も利用できる。別売のオプションとして用意されるようだ。

EF-X500のモックアップ。

(本誌:折本幸治)