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「RICOH THETA」のスマホ&PCアプリが更新

画像ごとのプライバシー設定が可能に

RICOH THETA m15。全4色。実勢価格は税込3万4,310円前後

リコーは6月3日、全天球カメラ「RICOH THETA」用のアプリを更新した。theta360.comに追加された、各画像ごとの「プライバシー設定」に対応する。

アップロード画像を投稿画像一覧に表示して誰でも見られる「公開」状態とするか、投稿画像一覧にサムネイルが表示されない「限定公開」とするか、theta360.comへのアップロード時に選べるようになった。

各OSの最新バージョン番号は次の通り。更新内容はいずれも共通。

  • RICOH THETA for iPhone バージョン 1.13.0
  • RICOH THETA for Android バージョン 1.14.0
  • RICOH THETA for Windows/Mac バージョン 1.11.0

更新内容

  • 画像ごとにプライバシー設定で「公開」と「限定公開」が選択できるようになりました。プライバシー設定はRICOH THETA アプリからの投稿時、または、投稿後のtheta360.com上で設定できます。

    ※限定公開された全天球イメージはURLを知っている方のみ閲覧できます。

    ※限定公開された全天球イメージはご本人以外の方にはプロフィール画面のサムネイル画像が表示されません。

iOS版では、画像再生画面から共有ボタンを押したあと、コメント入力や共有先ごとの投稿オン/オフを選ぶ画面に「公開」「限定公開」を選ぶボタンが増えた。

theta360.comの各画像ページには「プライバシー設定」のボタンが増え、公開状態を後から任意に変更できる。

今回の仕様変更により、theta360.comの投稿画像一覧を公開状態としながら、特定の画像のみを非表示(URLを知っている人だけ見られる状態)にできるようになった。

なお、プライバシー設定を「公開」で投稿しても、ユーザーが全天球イメージの一覧表示をOFFにしている状態(=自分しか投稿画像一覧を見られない状態)では、限定公開と同様に各画像のURLを知る人しか全天球イメージにアクセスできない。

(本誌:鈴木誠)