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富士フイルム、大口径中望遠レンズ「XF90mm F2 R LM WR」

ポートレート向けの135mm 玉ボケの丸さにも配慮

富士フイルムは、Xマウント交換レンズ「フジノンレンズ XF90mm F2 R LM WR」を7月16日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別11万円前後の見込み。

35mm判換算135mm相当の画角を得られる大口径中望遠レンズ。口径食の少なさを特徴とし、開放絞りでの玉ボケも周辺部までほぼ円形を保つ。

85mm相当の56mm F1.2とともに、ポートレート中望遠レンズとしてアピールする。

最短撮影距離は60cm。フォーカスレンズを2枚構成とし、撮影距離による球面収差や色収差の変動を抑えた。重量のあるフォーカス群を動かすため、AF駆動用のリニアモーターは4基搭載する。

レンズ構成は8群11枚。EDレンズ3枚の採用で軸上色収差低減を図っている。

7枚羽根の円形絞りを採用。絞りリングは1/3ステップで操作できる。

鏡筒は防塵・防滴・耐低温(-10度)仕様とした。フィルター径は62mm。

最大径×全長は約75×105mm。重量は540g。

レンズフード

(本誌:鈴木誠)