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ハローキティの顔がカメラに?富士フイルム「チェキ」新製品
WIDEフィルムモデルやブラウンのinstax mini 90など
Reported by 本誌:折本幸治(2014/10/23 18:57)
富士フイルム株式会社は10月23日、インスタントカメラ「instax」シリーズ4製品を発表した。
いずれも「チェキ」の愛称で展開中のインスタントカメラの新製品。撮影後にその場で画像を確認できるinstax WIDEフィルム、またはinstax miniフィルムを使用する。
発売は4製品とも11月21日。価格はオープンプライス。
チェキWIDE「instax WIDE300」
長辺の長さがinstax miniフィルム(86×54mm)の2倍となる、instax WIDEフィルムを使用する製品。家族やグループの記念写真、風景撮影などに向いている。
これまでinstax WIDEはどちらかというと業務用モデルのイメージだったが、より大きな画面を求めるコンシューマー向けに投入するという。フォトキナ2014にも出品されていた。
店頭予想価格は1万3,000円前後の見込み。
フォーカスは2点切替式(通常モード0.9〜3m、遠景モード3m〜無限遠)。レンズ鏡筒を回すと切り替わる。また、同梱の接写レンズを装着すると、最短40cmまで撮影距離が短くなる。
接写レンズには、レンズに加え自分撮り用のミラーも搭載されている。同じくinstax WIDEを使用する「instax WIDE210」(2009年発売)よりもグリップを大きくすることで、片手での撮影にも配慮したという。
実像式の光学ファインダーを搭載。insatx WIDE 210では逆ガリレオ式だった。三脚ネジ穴もinsatx WIDE210になかった装備。
内蔵ストロボなども装備。単4形アルカリ電池4本を電源として用いる。
外形寸法は168mm × 95mm × 121mm。重量は612g(電池、ストラップ、フィルム、接写レンズ別)。
instax mini 90 ネオクラシック ブラウン
2013年9月発売のinstax mini最上位モデル「instax mini 90 ネオクラシック」のブラウン仕様。従来はブラック。
スペックはブラックモデルと共通。
露出補正、接写モード(最短0.3m)、バルブ、二重露光といった機能を利用できる。
固定焦点レンズ、実像式0.37倍ファインダー、内蔵ストロボを装備。
外形寸法は113×92×57mm、重量は313g(電池含む)。
instax mini ハローキティ
instax mini 8をベースに、ハローキティの頭部をモチーフとしてデザインした製品。ハローキティの40周年記念商品になる。
本体に加え、専用ストラップ、限定絵柄フィルム、シールが同梱される。
店頭予想価格は1万円前後の見込み。
instax mini 8と同様、明るさ調整ダイヤルで絞りを変更。ハイキーモードが設けられているのもinstax mini 8と同じだ。
レンズは固定焦点で、最短撮影距離は0.6m。
外形寸法は169×145×69mm、重量は395g(電池、ストラップ、接写レンズ、フィルム別)。