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写真の被写体で多いのは?男性「自然」、女性「家族」

撮られるのが「嫌い」4割 デジカメとスマホでプリント率に違いが

 株式会社ライフメディアは7月30日、ポイントサイト「ライフメディア」で実施した写真に関する調査結果を発表した。調査対象は10代〜60代の男女、全1,200名。回答にあたり、カメラの所有や写真趣味の有無は問わないアンケート。

 調査対象1,200名の内訳は、10代から60代まで6つのセグメントを男女それぞれで用意し、サンプル数を各100とした。調査期間は2014年7月18日から7月23日。

 デジカメ普及とスマホカメラの性能向上による撮影人口の増加を踏まえ、撮影頻度・保存方法・プリントの頻度などについて調査したという。

 所有・使用するカメラの種類(複数回答可)では、「コンパクトデジタルカメラ」が6割を超え、「携帯電話のカメラ」と「スマートフォンのカメラ」が共に4割程度と続いた。これらに目立った男女での比率差はなかったが、「デジタル一眼レフカメラ」、「フィルムフィルム式一眼レフカメラ」では男性の比率が女性に対し2〜3倍高い。

「あなたが撮影するのは、どのような被写体が多いですか?」という質問では、男性が「山や海などの自然」、「家族」、「建築物や遺跡など」と回答。女性が「家族」、「食べ物・料理」、「山や海などの自然」、「花などの植物」と続く。男女の比率差が最大だったのは、「食べ物・料理」において女性42.3%、男性22.6%。

「あなたはデジタルカメラで撮った写真をどのように保存していますか?」(複数回答可)では、男女共に「パソコンに保存」が一番多く、SDカード、外付けHDDと続く。男女それぞれの傾向に目を向けると、男性はパソコン・SDカード・外付けHDDの順だが、女性ではパソコン・SDカードの次に「プリントしてアルバムに保存」の利用率が高い。

 写真のプリントは、デジカメ所有者が「プリントはしない」を除く6割強が行なっているところ、スマホ所有者では同3割前後。比率の違いが大きく出た。

「あなたは写真を撮ること、撮られることは好きですか?」では、撮ることに関して「好き」が約6割、「嫌い」が約1割に満たなかったものの、撮られることについては「好き」が2割弱、「嫌い」が4割強。

 なお、調査対象1,200名のうち、カメラ所有者は1,107名、デジカメ所有者は789名、スマホカメラの所有者は538名。

(本誌:鈴木誠)