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ニコン「COOLPIX P7100」の最新ファームウェアが公開

縦位置撮影画像にまつわる現象などが解消

 ニコンは6日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P7100」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.1。5つの変更点を含む。

 変更内容は次の通り(引用)。

ファームウェアVer.1.0からVer.1.1への変更内容

  • [縦位置情報の記録]を[AUTO]にして、縦位置で撮影したNRW(RAW)画像を再生すると、[縦位置自動回転]を[する]にしてもカメラの向きに追従して画像表示が回転しない現象を修正しました。
  • [縦位置情報の記録]を[AUTO]にして、縦位置で撮影した画像を再生する場合、 [縦位置自動回転]を[する]にしていて、カメラの向きを縦位置にした状態で拡大表示すると、特定の操作で画像の向きや再生画像の表示が異常になる現象を修正しました。
  • 記録した画像に静止画と動画が混在している場合、ロータリーマルチセレクターを操作して再生画像を送ると、意図せず画像が送られ続ける状態になる現象を修正しました。
  • [セルフタイマー解除設定]を[OFF]にして、[ブラケティング]をTvまたはSvに設定してセルフタイマー撮影した後、AFが動作しない現象を修正しました。
  • [画質]を[NRW]、[NRW+FINE]、[NRW+NORMAL]、[NRW+BASIC]のいずれか、[連写]を[連写]、[長秒時ノイズ低減]を [ON]に設定して1/4秒以上の低速のシャッタースピードのとき、または[長秒時ノイズ低減] を[AUTO]に設定して長秒時ノイズ低減が行われるような遅いシャッタースピードのとき、セルフタイマー撮影すると、撮影した画像にノイズが発生する現象を修正しました。

 COOLPIX P7100は、ニコンが2011年9月に発売した同社コンパクト機のフラッグシップモデル。1/1.7型有効1,010万画素CCDセンサー、28-200mm相当F2.8-5.6のズームレンズ、可動式の液晶モニターを搭載する。後継機の「COOLPIX P7700」が2012年9月に発売済み。

(本誌:鈴木誠)