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アドビ、CS2製品の非アクティベート提供についてコメント

~非正規ユーザーの利用はライセンス違反

 アドビシステムズは8日、「Adobe Creative Suite 2」(以下CS2)および「Acrobat 7」が不特定多数にダウンロードできる状態になっていることについてコメントを発表した。

 アドビシステムズでは、2012年12月13日に正規品を認証するアクティベーションサーバーが技術的な理由で停止したことを受けて、CS2およびAcrobat 7のユーザー向けにアクティベーションを行なわずに直接ダウンロード提供していた。ただ8日現在、同社によれば正規ユーザー以外も物理的にはダウンロードができる状態になっているという。

 これについてアドビシステムズは、「当該製品を旧来のOSで利用しているユーザーの利便性を最も優先させた措置であり、不特定多数に対して無償でソフトを提供するものではない。非正規ユーザーが利用した場合はライセンス違反となるため、ダウンロードしないでほしい」(広報)とコメントした。

 当該製品は7年以上前に発売されたもので、現在の主要OSでは動作しないとしている。

(本誌:武石修)