市川ソフトラボラトリー、「SILKYPIX Developer Studio Pro5」Mac版βをアップデート


 市川ソフトラボラトリーは15日、汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro5」のMac版βの最新版を公開した。バージョン番号は5.0.0.2。対応OSはMac OS X10.5以降(64bit)。同β版は3月23日まで使用可能。

 更新内容は以下の通り(リリースノートから引用)。

  • 画像のプロパティの編集の実装と修正
  • プログレスダイアログの表示と動作の実装と修正
  • コントロールボックスへの配置の動作の実装と修正
  • サムネイル表示のコマの表示の一部の動作(表示設定を変更した場合等)の実装と修正
  • 1コマ現像のUIの動作の一部(プレビュー表示、テイストの動作等)の実装と修正
  • UIの一部が無効状態の表示のままになる場合がある問題を修正
  • ファイルを開くからカラープロファイルが埋め込まれたJPEG/TIFFを開くと表示がおかしくなったりアプリケーションエラーになる事がある問題を修正
  • バッチ現像状況での一部の動作と表示(削除すると表示が乱れる、テイストの登録が正しく行われない等)の実装と修正
  • フォルダを開くで操作の手順やタイミングによってアプリケーションエラーになる事がある問題を修正
  • キャッシュファイル(一時ファイル)の作成場所を、前に起動した情報を引き継げるように配置場所を変更
  • Control+左クリックで、右クリック相当の動作ができない問題を修正
  • バッチ現像でテイスト登録が正しく動作しない問題を修正
  • その他UIの未完成部分の実装と修正

 SILKYPIX Developer Studio Pro5の主な新機能は、1枚のRAWデータからHDRイメージを生成する「HDR機能」、新アルゴリズムのAWB、ノイズ処理の向上、フリンジ除去機能の搭載、64bitネイティブ対応など。Windows版が発売済み。





(本誌:武石修)

2012/2/15 15:42