市川ソフトラボラトリー、「SILKYPIX Developer Studio Pro5」のMac版ベータを公開


 市川ソフトラボラトリーは、汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro5」のMac用ベータ版(Ver.5.0.0.0Beta)を23日に公開した。2月23日までの試用期間は無償利用できる。動作要件はMac OS X10.5以降の64bit環境。

SILKYPIX Developer Studio Pro5のMac版ベータ。HDR機能を利用しているところ

 製品版の発売に先がけて公開するベータ版。一部機能に障害が残っており、了承の上で利用してほしいとしている。Windows版は2011年2月にベータ版を公開し、製品版を7月に発売した。

 現時点で正しく動作しない・未完成の機能は次の通り(リリースノートより引用)。

  • 日付焼き込みデータ編集と現像処理や表示の一部の動作が未完成
  • 画像のプロパティの編集
  • 印刷の出力
  • 認証関係
  • ツールチップヘルプ関係全般
  • スプラッシュ画面が残ったままになる事がある
  • プログレスダイアログの表示と動作が未完成
  • ウェルカム画面の一部の動作が未完成
  • プラグインの動作
  • 1コマ現像のUIの動作の一部(プレビュー表示、テイストの動作等)
  • サムネイル表示のコマの表示の一部の動作(表示設定を変更した場合等)
  • スポッティングツールで操作した場合の一部の表示動作
  • 1クリック選別を行った時の一部の動作
  • 露出と露出微調整の値変更時の動作や表示
  • コントロールボックスへの配置の動作
  • テンポラリ・フォルダの設定が効かない問題
  • UIの一部が無効状態の表示のままになる場合がある。
  • キーボードの操作の一部(パラメータエディット中にDeleteキーで文字を削除出来ない等)
  • ファイルを開くからカラープロファイルが埋め込まれたJPEG/TIFFを開くと表示がお
    かしくなったりアプリケーションエラーになる事がある。
  • 大きいスキン
  • バッチ現像状況での一部の動作と表示(削除すると表示が乱れる等)
  • フォルダを開くで操作の手順やタイミングによってアプリケーションエラーになる事がある。
    その他表示や動作にまだ複数の問題がある状態です。

 SILKYPIX Developer Studio Pro5の主な新機能は、1枚のRAWデータからHDRイメージを生成する「HDR機能」、新アルゴリズムのAWB、ノイズ処理の向上、フリンジ除去機能の搭載、64bitネイティブ対応など。




(本誌:鈴木誠)

2012/1/24 12:54