【CP+】エプソン、新A3ノビプリンター「EP-4004」をアピール


 エプソンはCP+2012の会場で、2月1日に発売したインクジェットプリンター「EP-4004」を出品。「PX-7V」、「PX-5V」とあわせ、来場者にアピールしていた。

PX-5V、PX-7Vと並び、EP-4004を訴求A3ノビ対応の染料インクジェットプリンター「EP-4004」。2月1日発売。価格はオープン。実勢価格は4万円前後

 EP-4004は、A3ノビ対応の染料プリンター。コンシューマー向けラインのカラリオシリーズに属しているものの、PX-7Vをはじめとしたプロセレクションシリーズと同様のデザインを採用。ハイアマチュアをもターゲットとしている。写真愛好家が集まるCP+2012の会場でも、PX-7V、PX-5Vと並べて展示されている。

 とはいえ会場では、顔料プリンターのPX-7とPX-5Vが人気をさらっていた。また、用紙タイプ、用紙サイズによる違いをプリントサンプルで掲示したコーナーにもにぎわいを見せている。

今回の主要3機種の機能について、実機を前にして確認できるプリントサンプルを使ったパネル展示が人気
ステージでは1日5回のセミナーを展開。写真は吉田繁氏による用紙の選び方や補正方法をテーマにしたセミナーのひとこまgreen freak.netとコラボレーション。写真雑貨のある部屋を再現したコーナー

 ブース奥には、純正およびサードパーティのファインアート紙による作品展示もある。インクジェット漆喰シート「フレスコジクレー」を使用した竹内敏信氏の作品も鑑賞可能。出力見本帳もおいてあり、感触を確かめられる。

フレスコジクレーを使った竹内敏信氏の作品フレスコジクレーのパッケージ
和紙などファインアート紙の紹介を行なっているファインアート紙の見本帳も

 また、EVF用の高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「ULTIMICRON」をアピールした展示もある。EVFを再現したもので、基本的にはCP+2011の展示からデバイスのアップデートはないとのこと。採用事例として、オリンパスのVF-2が展示されていた。

EVFを体験できるULTIMICRONのコーナーULTMICRONの採用例


(本誌:折本幸治)

2012/2/11 14:59