パナソニック、「DMC-GX1」デビューイベントを東京で開催
パナソニックは12日、レンズ交換式デジタルカメラ「LUMIX DMC-GX1」のデビューイベントを東京・六本木のスペース六本木で開催した。13日にも開催する。
会場の様子 | LUMIX DMC-GX1。本体色はブレードシルバー。装着レンズはLUMIX G 14mm F2.5 ASPH. |
また、11月19日と11月20日には大阪梅田でも実施。会場とスケジュールは次の通り。
開催地 | 開催日 | 時間 | 会場 | 住所 |
東京 | 11月12日・11月13日 | 11時〜18時 | スペース六本木 | 港区六本木6-1-24ラピロス六本木1階 |
大阪 | 11月19日・11月20日 | 11時〜18時 | 梅田阪急「ビッグマン前イベント広場」 | 大阪市北区芝田1-1-2 |
11月25日発売のDMC-GX1を紹介するイベントで、実機のタッチ&トライコーナーがメイン。パナソニックセンターでの展示を除くと、一般向けとしては初めてのお披露目の場となる。初日は11時開場のところ、すでに10時30分頃から来場者が開場を待っていたという。また、六本木交差点のすぐそばという立地の良さもあり、多くの来場者が訪れていた。
撮影した画像をデジタルデータのまま持ち帰るのは不可。その代わり希望者は、エプソンのインクジェットプリンターEP-804Aで出力したプリントがもらえる。
LUMIX DMC-GX1は、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したレンズ交換式デジタルカメラ。有効約1,600万画素の4/3型Live MOSセンサー、タッチパネル式3型約46万ドットの液晶モニター、UHS-I対応のSDXCメモリーカードスロットなどを備える。価格はオープン。店頭予想価格はボディのみが7万円前後、パワーズームキットおよびダブルレンズキットが9万5,000円前後の見込み。
LUMIX DMC-GX1エスプリブラック。装着レンズはLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.。 | |
会場には実機が用意され、自由に手にとることができる。また、交換レンズLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.を装着したパワーズームキットのほか、ダブルズレンズキットに含まれるLUMIX G 14mm F2.5 ASPH.を装着したDMC-GX1も試せた。
DMC-GX1は、DMC-GH2とDMC-G3の間に位置する新しい上級ライン。ライブビューファインダー非搭載タイプとしてはすでにDMC-GF3が存在するが、DMC-GF3がエントリーモデルとすると、DMC-GX1はカメラ好きやハイアマチュア向けのプレムミアムラインを担当する。
触感、形状ともにこだわったというグリップ | モードダイヤルの操作感は重め。これも高級感を狙ってのことという |
メッキやスピン目が施された背面のボタン類。金属感が出ている | ポップアップストロボ。DMC-GF3では省略された装備だ |
パワーズームキットに含まれるLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.を装着。こちらは電源OFF時 | 電源ONにするとレンズが繰り出して撮影可能状態になる |
新オプションのライブビューファインダーDMW-LVF2も展示されていた。従来のDMW-LVF1は約20.2万ドットだったが、約144万ドットに高精細化。DMC-G3などが内蔵するタイプと同じデバイスを使っており、さらに前後の長さに制約がないことから、接眼レンズを変更するなど強化を図っているという。
DMW-LVF2は単体でも発売される。価格はオープン。店頭予想価格は2万7,000円前後。DMC-GX1でのみ使用できる。
ライブビューファインダーDMW-LVF2 | 装着した状態 |
左手側下にあるのが、不要に外れることを防ぐロックスイッチ。押しながら着脱する | 下部のボタンは液晶モニターとライブビューファインダーの切り替えボタン。アイセンサーは非搭載 |
上方90度にチルトできる | 視度補正ダイヤルは折り畳まれた中に装備。勝手に動くのを防ぐ |
DMC-G1との比較展示も。DMC-GX1の外寸は、DMC-GF2とほぼ同じなので、DMC-GF1より若干小さい。最も小さいのはDMC-GF3 |
ソフトケースDMW-CG4。DMC-GX1にPZ 14-42mmを装着したまま収納可能 | DMC-GX1専用の本革ボディケースDMW-CGBX1。レッドとブラックをラインナップ |
LUMIX G交換レンズの展示コーナー。全14本を作例とともに紹介 | エプソンの2011年秋冬モデル、EP-804Aによるプリント体験も行なえる |
写真家の森脇章彦氏による特徴紹介も行なわれた |
また、パナソニックがCEATEC JAPAN 2011に参考出品した二眼式3Dデジタルカメラを会場で展示していた。11月7日に海外で発表済みのLUMIX 3D1(DMC-3D1)と思われるが、国内では未発表のため、引き続き参考出品になっていた。型名はテープで隠されており、手にとることはできない。発売時期は未定。
参考出品の二眼式3Dデジタルカメラ。海外で発表済みのDMC-3D1と思われる。国内での発売時期は未定 |
2011/11/12 20:01