ニコン、ViewNX 2を「Nikon 1 V1」「Nikon 1 J1」などに対応


 ニコンは28日、デジタルカメラ製品用ソフト「ViewNX 2」の最新版を公開した。バージョン番号はWindows用、Mac OS X用とも2.2.1。「Nikon 1 V1」「Nikon 1 J1」「COOLPIX P7100」「COOLPIX AW100」といった新製品に対応した。

 対応OSはWindows XP/7、Mac OS 10.5.8/10.6.8。

Nikon 1 V1Nikon 1 J1
COOLPIX P7100COOLPIX AW100

 更新内容は次の通り。なお、本バージョンからMac OS X 10.4がサポート対象外となる。

  • Nikon 1 V1、Nikon 1 J1、COOLPIX P7100、COOLPIX AW100 に対応。
  • Nikon 1 V1、Nikon 1 J1 のスマートフォトセレクター、モーションスナップショットに対応。
  • レーティングに「除外」を追加(Nikon Transfer 2でも使用可)。
  • 動画のレーティングの変更機能を追加(Nikon Transfer 2でも使用可)。
  • Nikon Transfer 2で「スマートフォトセレクター機能で撮影されたファイル」「モーションスナップショット機能で撮影されたファイル」「COOLPIX AW100 の GPSログファイル」「MPOファイル(3D)」の転送に対応
  • Nikon Transfer 2の「環境設定」タブに、「オリジナルファイルのレーティング設定を適用する」チェックボックスを追加。
  • Nikon Transfer 2の「転送開始」ボタンを大きくした。
  • Nikon Transfer 2でMac OS X 10.5.8 で 2GB を超えたファイルの転送が可能になった(Mac OS X用のみ)。
  • Nikon Movie Editorで、ストーリーボードに追加できる動画・静止画の数の制限および、トータルの制限時間を向上。(変更後の数値は、動画10枚まで、動画+静止画合計で30枚まで。トータル時間は60分まで。Windows用のみ)
  • Nikon Movie Editorにて、トランジションの種類のスライド(上下左右)をブラインド(上下左右)に変更(Windows用のみ)。
  • COOLPIX P7000で撮影したRAW画像にハイライト調整を適用すると、この機能が作用した被写体の周りが黒くなる現象を修正。
  • D3100 とSB-900で撮影した画像のフラッシュの補正量の値が正しく表示されない現象を修正。
  • 一部のRAW画像で「自動倍率色収差補正」をオンにしてRAW画像表示すると、被写体の一部にグレーのふちどりが表示されてしまう現象を修正。
  • JPEG画像をViewNX 2で編集・保存した際に圧縮率が高い状態で保存されてしまう現象を修正。
  • ViewNX 2「ライブラリ」の「ピクチャ」フォルダを見ると、保存されている画像が表示されないことがある現象を修正(Windows 7)。
  • 「他のアプリケーションを使用してファイルを開く」でPhotoshopのCamera Rawで画像を開こうとすると、ViewNX 2のイメージビューアー画面がグレーになり「表示できない種類のファイルです」と表示される現象を修正。
  • アクティブサーバーページへのショートカットがある環境で ViewNX 2を起動した時に、まれにインターネット接続エラーが表示されてしまう現象を修正(Windows用)。
  • JPEG画像をViewNX 2で編集・保存すると、圧縮率が高い状態で保存されてしまう現象を修正(Mac OS X用)。
  • GPXでログマッチングした GPS データの標高がすべてマイナスになる現象を修正(Mac OS X用)。
  • Nikon Transfer 2でD7000と接続した際に、「スロット2」が認識できない現象を修正しました。


(本誌:折本幸治)

2011/9/28 20:58